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住みよいまちづくりのために

市民憲章推進協議会定期総会・実践者表彰式

 沖縄市民憲章推進協議会の定期総会と実践者表彰式が5月16日に市役所市民健康大ホールで開かれた。
 定期総会は、平成24年度の報告、平成25年度の計画と予算の審議、役員選出などが行われ、新屋孝一会長に代わり平良須賀子さんが新会長に就任した。
 実践者表彰式では、環境美化・社会福祉・安全対策・社会教育・文化体育の各分野で功績のあった個人20人、団体2組が表彰され、表彰者を代表し川上のり子さんが「都市化が進むなか、住民同士の繋がりがより一層重要になっている。これからも地域活動に頑張りたい」と抱負を語った。

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実践表彰者の代表として抱負を語る川上のり子さん

植栽で自然豊かな地域づくり

南桃原自治会一区一品活動

 南桃原自治会は6月12日に同公民館隣の南桃原公園で南桃原一区一品活動宣言を行った。一区一品活動は各自治会で誇れる一品づくりを進めるもので、南桃原自治会はチョウのオオゴマダラの幼虫のエサとなるホウライカガミを地域に植える事でチョウを呼び寄せ、自然豊かな地域の実現を目指す。今後は南桃原公園を拠点に地域住民の家庭にもホウライカガミを植えてもらい、オオゴマダラの成虫のエサとなる蜜の確保のため地域に花も植えていく。式には多くの関係者が集まり、南桃原保育所の園児によるホウライカガミの記念植栽やオオゴマダラの放蝶(ほうちょう)も行われた。

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ホウライカガミの苗を植える園児

保護者がいじめ防止に取り組む

ネットいじめパトロール隊発足

 近年、こども達がインターネットにふれる機会が増えていることに伴い増加しているネットいじめを防ごうと、小中学生の保護者達による「ネットいじめパトロール隊」が結成され、5月28日にパトロール隊の事務局となるNPO法人パソコンサポート沖縄(高宮城修理事長)で発足式が行われた。
 パトロール隊は山内小学校、中の町小学校、北中城小学校の3校の保護者8人で構成され、今後、勉強会と情報交換を重ね、ネットいじめの防止に取り組み、児童・生徒の相談を受け付ける。発足式では高宮城理事長からネットいじめの現状とパトロール隊の必要性が説明され、隊員にユニフォームが手渡された。

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保護者のネットに対する意識を高め、いじめを防止する

コザのにぎわいづくりに期待

コザ銀天大学移転セレモニー

 本市コザの銀天街商店街内にあり、地域の老若男女の学びと交流の場である「コザ銀天大学」の移転お披露目セレモニーが5月18日、銀天街商店街本町通りで行われた。この日は毎月第3土曜日に開催している「銀天街まつり」も行われ、集まった市民は、余興ライブや屋台での飲食などセレモニーと交流会を楽しんだ。
 コザ銀天大学は、三線講座や、しまくとぅばと昔遊びを楽しむ講座など多彩な講座を開催している。移転先は旧本町通り。移転でスペースを広くし、子連れでも楽しめるよう絵本と積み木の遊び場も設置している。

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コザ銀天大学移転を祝い関係者によるテープカットが行われた

暑い夏を涼しく乗り切る

OFTサマーウェア展示発表会

 沖縄市ファッションタウン推進協議会(通称:OFT/安間シゲ子会長)主催の第24回サマーウェア展示発表会が5月22日から24日までの3日間、市役所1階市民ロビーで開催された。
 展示発表会では、市内の約10業者が新作を含め百着余りのサマーウェアを出品。知花花織をあしらったウェアや小物も出品され、市役所を訪れた市民は興味深そうに見入っていた。
 沖縄市ファッションタウン推進協議会は、「父の日」に向けて6月4日から9日までプラザハウスでも展示販売会を開催し、多くの来場者が訪れた。

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展示されたサマーウェアを手に取り興味深そうに見入る来場

優れた「技」が評価された

沖縄県工芸士認定報告

 平成24年度(第14回)沖縄県工芸士に認定された登川均さんと金城久美子さんが6月10日、東門市長を訪ね喜びの報告を行った。登川さんは「琉球焼」の部門での認定で、作品は「唐草文八寸皿(からくさもんはっすんざら)」と「按瓶(あんびん)と湯のみ」。伝統的な壷屋焼の技法を用い制作された。金城さんは「小木工」の部門での認定で、作品は木で作ったお重「春をよそう木の器」。1ヶ月以上の期間をかけて丁寧に制作された。東門市長は「素晴らしい作品が日常の中で使われていることに価値がある。今回の認定は沖縄市の誇りであり、後輩育成の励みにもなる」と話した。

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県工芸士に認定された登川均さん(前列左)金城久美子さん(同右)

徴収業務で県と協力

県職員に併任辞令が交付される

 県職員が沖縄市職員の身分を併せ持ち、沖縄市の職員と共同で税の徴収業務を行うことで、徴収率と沖縄市職員の徴収技術を向上させることを目的に、県職員3人への併任辞令交付式が5月21日、沖縄市役所で行われた。
 辞令が交付されたのはコザ県税事務所の&ロ野添美主査、仲里孝直主任、内間求主任の3人で、併任期間は平成25年5月21日から平成26年3月31日までの約10か月間。辞令を受けた&ロ主査は「沖縄市の徴収率が向上するよう力になりたい。県の職員に併任させて良かったと思ってもらえるよう頑張りたい」と話した。

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市と県の協力で徴収率アップを目指す

様々な銘品・珍品が並ぶ

郷土博物館新収蔵品展

 沖縄市立郷土博物館で5月24日から6月22日までの期間「新収蔵品展」が催された。同展では、池原のガン(遺体を乗せて墓まで運ぶ道具)や八重島貝塚の土器・石器、知花花織や芭蕉の着物、様々な動植物の標本、復帰前の医療関係の免許など、平成24年度に市民から寄贈された資料や同館の職員が収集した資料が展示された。5月31日には寄贈者が招かれ、廣山館長からお礼状が贈られたほか、担当職員から展示品の説明が行われた。来館者は興味深げに説明に聴き入り、様々な質問を投げかけていた。平成24年度、同館では約400点の資料を収集した。

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職員の説明に耳を傾ける来館者

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