すてきな仲間達 109

ラジオ体操会 チームゴーゴー

ラジオ体操で健康と地域の輪をつくる

元気にラジオ体操をするメンバー

　今回紹介するサークルは毎朝、照屋の学校給食センター第一調理場の駐車場でラジオ体操をしている「ラジオ体操会チームゴーゴー」（安次嶺千賀子代表）。
　朝6時、続々とメンバーが集まってきて、各々（おのおの）ウォーキングや、ゆんたくを始める。6時30分になると、ラジオから流れる放送に合わせ、皆でラジオ体操を行う。メンバーは主に地域の高齢者で、最高齢は91歳。毎日30人前後のメンバーが集まり、にぎやかに健康づくりに励んでいる。同サークルは安次嶺さんが定年退職後、大好きなラジオ体操を通して地域の人とふれあい、助け合いの社会を目指す地域コミュニケーションが築き上げられればと昨年5月1日に結成した。当初は二人でのスタートだったが、口コミや自治会だよりで地域に情報が広がり、現在は約50人のメンバーが登録している。ラジオ体操は1日10分の短い運動だが、安次嶺さんは『継続は力なり』という言葉のとおり続けることが大切だと話す。メンバーはラジオ体操を始めてから身体が引き締まり、血糖値や体重が減ったり、血管年齢が若返ったりと健診の結果も良くなっているそうだ。また、サークルは友人づくりや情報交換の場にもなっており、メンバーは心も身体も健康になり、いきいきとしている。安次嶺さんは、在職時、毎日家と職場の往復で地域の事をほとんど知らなかったが、ラジオ体操を始めてからたくさんの友人ができたと話す。毎朝のラジオ体操はメンバーの楽しみになっており、雨が降っても休まずセンターの軒下で行っている。大好きなラジオ体操で地域の輪と健康づくりに励み、充実した毎日を過ごしている安次嶺さん。「これまでは『やるからには楽しく』との思いでラジオ体操を行ってきたが、今後は講習会等で勉強し、ＮＰＯ法人全国ラジオ体操連盟公認指導者の資格を取り、楽しく正しいラジオ体操を目指していきた い」と、サークルのさらなる充実を目指している。誰でも自由に参加可能で、それぞれの健康状態に応じて運動している同サークルのラジオ体操は、年を取っても気軽に行え、たくさんの友人を作ることができる。「年中無休で、明るく楽しく健康づくりをしているので、多くの方に参加して欲しい」と安次嶺さんは呼びかけている。

チームゴーゴーのメンバー

職人のWAZA　vol.84

〜沖縄市ブランド紹介コーナー〜（９）

　市民のオススメ商品を選定する制度「コザチョイス」に、前年度、Hang Loose( ハン グルーズ) が制作している【オリジナル革グッズ】が選定されました。今回はそのハング ルーズの神田さんにお話しを伺いました。
　もともと神田さんは、趣味で革製品を作っていましたが、ある時、高校生の男の子にオーダーで財布を作って欲しいと頼まれ作ったところ、とても喜んでもらえたので、それがキッカケとなり本格的に仕事として始めようと思ったそうです。
　ハングルーズのオリジナル革グッズは、完全オーダーメイドで、お客さんの要望を細かく聞き、自分だけのオンリーワンの商品に仕上がります。贈り物にも最適で、自分で作ってみたいという方も大歓迎です。使えば使うほど味が出てくるので、お気に入りの一品になると思います。ぜひ、足を運んでみて下さい♪