話題

エイサーマンホール登場

エイサーの街をピーアール

市の下水道課は「エイサーのまち沖縄市」をピーアールすることを目的に市のエイサーキャラクターのエイ坊がデザインされたマンホール蓋を製作した。

マンホール蓋は中央公園線や沖縄郵便局通り、グラウンド通りなど六か所の市道に合計九十一個設置されており、担当は「とてもかわいらしいデザインになっているので、街中で探してみてください」と話している。今後、設置数もデザインも増やしていく予定。市では一括交付金を活用した様々な事業に取り組んでおり、マンホール蓋は地域資源であるエイサーを活かした観光振興の一環として製作された。

エイ坊がデザインされたカラフルなマンホール
▲エイ坊がデザインされたカラフルなマンホール

利益の一部を寄附

社会貢献型自動販売機設置

市社会福祉協議会はアサヒオリオンカルピス飲料株式会社と共同で社会貢献型自動販売機の設置を企画し、第1号の設置セレモニーが3月12日に行われた。

同販売機は泡瀬小学校向かいの建物「グランデアスール」に設置されており、利益の一部が市社会福祉協議会に寄附される。同協議会が設置を呼び掛けたところ、建物の主である當山由美さんがいち早く賛同した。當山さんは「グランデアスールの1階で地域貢献を目的とした店を開いており販売機の設置と趣旨が合うと思い賛同した」と話した。

設置された社会貢献型自動販売機。商品をピ−アールする部分が社協のパネルになっている
▲設置された社会貢献型自動販売機。商品をピ−アールする部分が社協のパネルになっている

美しさに見ほれる

百度踏揚のかんざしのレプリカを寄贈

オンラインショップ沖縄名品市場代表の高江洲義邦さんが二月十八日、沖縄市役所の仲松教育長を訪ね、百度踏揚(ももとふみあがり)が使ったとされるかんざしのレプリカを寄贈した。百度踏揚は沖縄市越来に居城していた第一尚氏尚泰久(しょうししょうたいきゅう)王の長女であり、阿摩和利(あまわり)や鬼大城(おにうふぐすく)に嫁ぐが共に死別し、晩年は玉城村ですごしたと言われている。遺品のかんざしは南城市玉城に伝わっており、今回寄贈されたレプリカは実物を型取った樹脂製のもので市立郷土博物館に保管されている。高江洲さんは「市民の皆さまに見てもらいたいと思いレプリカをつくった。ぜひ活用してほしい」と話した。

寄贈されたレプリカは、実際に着用することもできる
▲寄贈されたレプリカは、実際に着用することもできる

大事な農業について学ぶ

JAおきなわより補助教材寄贈

JAおきなわコザ支店、JAおきなわ美里支店より本市の小学校十六校の小学五年生全員に農業に関する補助教材が寄贈されることになり、三月十二日、両支店長が仲松教育長を訪ね補助教材を寄贈した。

補助教材は「農業とわたしたちのくらし」という本で、私たちが生活するうえで欠かすことのできない「食」と「農業」について、気候と農業の関わりや農産物の生産地、家庭に届けるための流通の仕組みなど、イラストや写真、グラフをふんだんに使いわかりやすく説明されており、農業を多面的に学び理解を深める内容となっている。

寄贈された補助教材は小学五年生の社会科の授業で使用される
▲寄贈された補助教材は小学五年生の社会科の授業で使用される