32年ぶりに頂点に

山内中サッカー部

第四十六回沖縄県中学校(U-14)サッカー大会(主催:沖縄県サッカー協会、琉球新報社)が二月十日、東風平運動公園サッカー場で行われ、山内中学校サッカー部が見事三十二年ぶりに県中学校八十三校の頂点に立った。山内中学校は、準決勝の石垣中学校との試合では後半残り二十分まで三点を奪われていたが、そこから五点を取り逆転勝利し、決勝戦の長嶺中学校(豊見城市)との試合でも延長戦を制し見事勝利した。

三月七日に、激戦を制した選手、顧問、父母らが仲松教育長を訪ね、喜びの報告を行った。

三月二十六日から鹿児島県で行われる九州大会へ向け、選手たちを代表しキャプテンの當眞一誠(いっせい)君が「九州大会では自分たちの持っている力を発揮できるように頑張りたい」と意気込みを語った。

三十二年ぶりの優勝を果たした山内中学校サッカー部の選手ら
▲三十二年ぶりの優勝を果たした山内中学校サッカー部の選手ら

最後まで頑張るぞ!

室川『根性ウォーク』

晴天の中元気よく歩いたこどもたち
▲晴天の中元気よく歩いたこどもたち

室川こども会と育成会が合同で二月二十三日に第二十五回『根性ウォーク』を行った。

今回は室川小学校の児童をメインにその父母と室川小学校の教員、ボランティア合わせて百四十人が参加して行われた。

根性ウォークは朝の七時に室川小学校を出発。嘉手納の道の駅や嘉手納ロータリーを通り、北谷町の国体道路を上がり、室川小学校まで戻ってくる合計二十一キロのコースを約七時間かけて歩いた。途中何カ所かで休憩を取り、きつくなって弱音を吐いてきたこども達を励ましながら進んだ。こども達は、普段車でしか通らない道路を自分の足で歩くことで新しい発見をしながら、みんなで仲良く歩ききった。最年少の幼稚園生五人も、最後まで頑張って歩いた。

優れた作品を数多く展示

沖縄市老人クラブ作品展

お気に入りの作品の写真を撮る来場者
▲お気に入りの作品の写真を撮る来場者

手芸体験コーナーも人気だった
▲手芸体験コーナーも人気だった

第三十九回沖縄市老人クラブ作品展(沖縄市老人クラブ連合会主催)が二月二十三日と二十四日の二日間、沖縄市老人福祉センターかりゆし園で開催された。

作品展では、沖縄市老人クラブ会員のメンバーが日頃制作した木工芸品や陶器、盆栽、書道、手芸作品などが数多く展示された。

老人クラブ作品展と合わせて、平成二十四年度沖縄市生きがい事業作品展も開催され、生きがい事業各講座の登録者による手芸や生花、折り紙などの作品も多数展示された。

両作品展合わせて約千点の作品が出品され、訪れた来場者の目を楽しませた。

また会場には、手芸体験コーナーや野菜の即売コーナーも設けられ、来場者から人気であった。二日間の総来場者数は約八百二十人。

会場には多くの作品が展示され来場者を楽しませた
▲会場には多くの作品が展示され来場者を楽しませた

アジアの観光客に大好評

沖縄市観光協会エイサー体験

沖縄市観光協会ではエイサー体験を観光メニューに取り入れており、アジア各国の観光客の参加数が増加している。旧正月の時期にあたる二月の第三週には、休日を利用してアジア各国から計十団体約二百五十人の観光客が訪れエイサー体験を行った。

二月十三日には香港からの観光客二団体が、ミュージックタウン音市場でエイサーを体験。観光客は初めて習うエイサーを存分に楽しみ、満足した様子で感想を語り合っていた。市観光協会のスタッフは「エイサー体験を喜んでもらえてよかった。本市の観光の目玉となれば」と期待を語った。

初めてのエイサーを楽しむ観光客
▲初めてのエイサーを楽しむ観光客

ちゃんぷるー市場が『沖縄、ふるさと百選』に認定

『沖縄、ふるさと百選』の認定を喜ぶ関係者たち
▲『沖縄、ふるさと百選』の認定を喜ぶ関係者たち

JAおきなわの農産物直売所「中部ファーマーズマーケットちゃんぷるー市場」が『沖縄、ふるさと百選』に認定され、JAおきなわの関係者が二月十四日、沖縄市役所を訪れ東門市長に喜びの報告を行った。JAおきなわの金城巌(いわお)代表理事専務は「農業全体の底上げのため、これからも生産者や地域の皆さまと一緒に頑張っていきたい」と語った。

沖縄県では農山漁村の活性化を目的に、農山漁村と関わりを持つ地域の団体を『沖縄、ふるさと百選』として認定しており、ちゃんぷるー市場は、新鮮で安全な野菜を提供していることや新商品開発に積極的に取り組んでいること、生産者と消費者が交流できる各種イベントを開催していることが評価された。

冬の阿智(あち)村を満喫

沖縄市スポーツ少年団交流

長野県阿智(あち)村と交流を重ねている沖縄市スポーツ少年団の交流事業が二月九日から十一日の日程で行われ、同少年団の団員達が阿智村を訪ねた。

初日はそば打ちの体験が行われ、そば粉をこね、生地を伸ばし、できあがった信州そばを夕食で味わった。二日目はスキー場で地元のこども達とスキーやそり、雪遊びを楽しみ、夜には交流会が開かれ、互いの文化を学んだ。交流事業は阿智村を訪れることで雪国の厳しさと楽しさを体験し、交流を通してこども達の健全な心身育成を図ることを目的に行われている。

そり遊びを楽しむこども達
▲そり遊びを楽しむこども達

地域は自分たちで守る

東自主防災組織結成

協力し合い、防災活動に取り組んでいく
▲協力し合い、防災活動に取り組んでいく

台風や火災などの災害が起こった際、被害の発生や拡大を防ぐことを目的に東自治会は自主防災組織を結成した。二月二十二日に結成総会が東自治公民館で行われ、地域住民や関係者が参加した。東日本大震災の後、市内各地で自主防災組織が立ち上がり、東自治会は十番目となる。

総会では組織の体制や災害時の避難行動、活動計画などが話し合われ、今後は市の防災担当による講演会や消火・応急手当の講習会、炊き出しの訓練などを実施する予定。東自治会の城間会長は「高齢者をどのように守っていくかが課題だ。避難支援の訓練を行っていきたい」と話した。