こどもからお年寄りまで楽しむ

銀天街でてぃらぬ会世代交流

てぃらぬ会(宮城清美会長)はこどもからお年寄りまでを一同に会し、歌や踊り、ゲームを通して世代間の交流を図ろうと八月十日、銀天街商店街を会場に「てぃらぬ会世代交流」を開催した。

交流会には照屋自治会の松樹会や婦人会、ゆんたく会のほか、安慶田児童館きずなダンスエコクラブや児童デイサービスそら、在宅介護支援センター美里が参加し、地域の高齢者が招かれた。交流会では安慶田児童館の児童によるかわいらしいダンスや照屋自治会ゆんたく会によるウチナーグチの歌が披露されたほか、来場者全員での体操や、輪投げ・玉入れ・スカッドボールなどのゲームで盛り上がり、最後はカチャーシーを踊り楽しいひと時を過ごした。

てぃらぬ会は照屋自治会の福祉ボランティア団体で、地域の繋がりの強化を図ろうと、ひとり暮らしをしている高齢者宅の訪問活動をしている。照屋地区で実施されている「ひとり暮らし高齢者SOS対策モデル事業」の一環として「SOSブザー」(緊急時に鳴らし近隣の住民に助けを求める)の配布も行っている。

ウチナーグチで歌うゆんたく会
▲ウチナーグチで歌うゆんたく会

ダンスを披露する安慶田児童館のこども達
▲ダンスを披露する安慶田児童館のこども達

市内の通りをきれいに

メイン通り一斉清掃実施

国体道路を清掃するボランティア
▲国体道路を清掃するボランティア

夏の風物詩「沖縄全島エイサーまつり」に向けて、市民自らの手で明るく住みよい清潔な街づくりを行おうと八月三十日に沖縄市・市民憲章推進協議会・市観光協会・市青年団協議会の共催で市内メイン通りの一斉清掃が実施された。

清掃には市内各通り会や多数の関係団体、一般市民等のボランティア、市職員が参加し、晴天に恵まれ心地よい風が吹くなか清掃活動に取り組み汗を流した。参加者は二十六の区域に分けられた市内のメイン通りを、ごみ袋を手に歩いて回り、歩道や街路樹周辺に捨てられたごみを分別しながら回収した。この日の清掃で回収したごみは合計で九百四十五sに上り、空き缶やペットボトル、食べ物の包装のほか、台風の影響で折れた木の枝なども回収された。

功労者、優良老人クラブが表彰される

第三十七回沖縄市老人クラブ大会開催

第三十七回沖縄市老人クラブ大会(主催・沖縄市老人クラブ連合会)が、沖縄市民会館大ホールで八月二十九日に開催された。沖縄市老人クラブ連合会は高齢者の健康作りや生きがい作り、仲間作りを進めており、同大会はこれからの活動推進を考え、クラブの更なる発展や高齢者保健福祉の向上をねらいとしている。

大会では、老人クラブの発展に貢献した会員十二人と老人クラブ三団体が表彰され、満九十歳以上の会員に特別功労の感謝状が贈呈された。受賞者を代表して、山内盛洋さんが「これからも、慌てず、疲れず、役に立つ老人として、地域の発展と会員相互の交流を深めていき、クラブ活動を頑張っていきたい」と挨拶した。大会終了後はサークルの発表会が行われ、古典音楽や琉舞、社交ダンスなど、十団体が日頃の練習の成果を披露した。

特別功労の表彰を受ける満九十歳の会員
▲特別功労の表彰を受ける満九十歳の会員