ウミウシとクラゲがおすすめ

琉球大学のサークルより図書の寄贈

琉球大学のサンゴ礁生物研究会リーフより沖縄市立郷土博物館、うるま市立海の文化資料館、名護市立博物館にそれぞれ海洋生物図書二十三冊が寄贈された。海の生物の図書がこれだけ多く寄贈されたのは初めてである。

リーフは、サンゴ礁の生物を観察・研究してきたサークルで、自分たちが学んだ海の生物のおもしろさを海の生物観察会を開き、地域の子どもや大人にも伝えてきた。今回は「沖縄のウミウシ」や「クラゲガイドブック」などいろいろな海の生物が勉強できる本を寄贈した。寄贈された本は、沖縄市立郷土博物館で八月七日より閲覧を開始している。

たくさんのおもしろい海の生物の本が寄贈された
▲たくさんのおもしろい海の生物の本が寄贈された

沖縄の水道技術を学んだ

JICA地域別研修

実際に水漏れしている個所の修理実習を行った
▲実際に水漏れしている個所の修理実習を行った

「島嶼(とうしょ:大小さまざまな島)における水資源保全管理」と題してJICA地域別研修が七月十八日から二十日の三日間行われ、沖縄市水道局に施設管理や業務を学ぼうとサモアやフィジーなど八か国から十三人の研修生が訪れた。研修生達は、給水装置工事や配水管布設工事、漏水調査などの現場実習や、水道料金の徴収についての講義を受けた。

研修生達は水道事業を学んだだけではなく、コザ中学校では生徒と一緒に給食を食べ、銀天街では地域住民との交流も行うなど、沖縄市での研修を楽しんでいた。

市民の安全を守るために

「オスプレイの配備に反対する沖縄県民大会」を成功させる市実行委員会発足式

関係団体とオスプレイ配備中止を強く政府に求めることを確認した東門市長
▲関係団体とオスプレイ配備中止を強く政府に求めることを確認した東門市長

安全性が懸念されるにも関わらず、国が十月より普天間飛行場でオスプレイを配備予定であることを受け、市内関係団体十八団体の代表が集まり、七月二十四日、沖縄市役所で「オスプレイの配備に反対する沖縄県民大会」を成功させる沖縄市実行委員会発足式が行われた。オスプレイは今年に入って、モロッコとフロリダで二度も重大事故を起こし、沖縄に配備後は嘉手納基地でも離発着訓練を行う予定である。

県民大会は当初の日程が台風で延期となったため、九月九日午前十一時より宜野湾海浜公園多目的広場で開催予定となっている。

沖縄市から、沖縄市の、平和を考える

沖縄市活性化100人委員会認定証交付式

委員一人ひとりに認定証を交付した
▲委員一人ひとりに認定証を交付した

沖縄市活性化100人委員会「沖縄市における平和事業のこれからを考える部会」の委員認定証交付式が七月二十五日に市役所で行われた。式では、選ばれた十三人の委員一人ひとりに東門市長が認定証を交付し、「平和は、それを感じられるように意識して守っていかなくてはならない。この場が平和について提案する場になってくれれば」と挨拶した。

■部会委員は次のとおり
赤池敏生・石川静枝・高橋哲也・陸丹鳳・崎原綾乃・大城充幹・城間清子・比嘉松枝・宮城力・稲嶺航・眞榮城健二・我部侑子・渡嘉敷エレナ貞子【敬称略】

上与那原寛和選手、世界へ

南桃原公民館で壮行会

ロンドン・パラリンピックに向け決意を表明する上与那原選手
▲ロンドン・パラリンピックに向け決意を表明する上与那原選手

ロンドン・パラリンピック競技大会の日本代表(車いすT52クラス、百メートル・二百メートル・四百メートル・八百メートル)に上与那原寛和選手が内定し、壮行会が七月二十八日に南桃原公民館で開催された。会では関係者による激励の他、我如古盛健さんらの「ケントミファミリー」のライブ演奏など、祝いの余興が行われた。

多くの人の激励をうけて、上与那原選手は「たくさんの人々に見守られていることを感じている。心がこもったエールをいただき、充実した気持ちで競技に集中できる。一つとは言わず、複数のメダルをねらう」とパラリンピックに向けて決意を表明した。

沖縄市はマンゴーの拠点産地

ちゃんぷるー市場でPRイベント開催

マンゴーを味わう買い物客
▲マンゴーを味わう買い物客

沖縄市産マンゴーの販売を促進し、拠点産地であることを県内外にPRしようと、沖縄市マンゴー産地PRイベントが、七月二十七日と二十八日の二日間、中部ファーマーズマーケットちゃんぷるー市場で開催された。開会セレモニーでは、JAおきなわ美里支店果樹生産部会部会長の仲宗根寛勇さんが農家を代表して「安全・安心な品を消費者に提供できるように頑張る。拠点産地にふさわしいマンゴーを作っていきたい」と挨拶した。

セレモニーの後、マンゴー農家による試食会や特別価格での即売会が行われ、ちゃんぷるー市場に訪れた買い物客は農家自慢の新鮮なマンゴーを味わい、買い求めていた。

森と水の大切さを学ぶ

倉敷ダム植樹祭

ヤマモモを植える児童
▲ヤマモモを植える児童

森林や湖に親しむことでその大切さを知ってもらおうと国土交通省と林野庁は毎年七月二十一日から三十一日までを「森と湖に親しむ旬間」と定めており全国各地でイベントが行われている。本市では七月一九日に倉敷ダムで植樹祭が行われた。植樹祭は沖縄市内の小学校六年生を対象に毎年行われており、今年は島袋小学校の六年生三十九人が参加した。児童はスコップを片手に、二人一組で協力してヤマモモの木を植え、その横には将来の夢や平和への想いなど、児童の願いを記した標柱が立てられた。植樹後、安里嗣浩校長は「日頃から自然を大事にし、感謝の気持ちで水を使ってほしい」と語った。

沖縄東中学、九州大会へ

陸上・卓球・バドミントン・水泳

県大会の結果を報告し、九州大会への抱負を語った選手たち
▲県大会の結果を報告し、九州大会への抱負を語った選手たち

平成二十四年度沖縄県中学校総合体育大会で沖縄東中学校(新垣利雄校長)が優秀な成績を収め、七月三十日に選手と顧問、校長が仲松教育長を訪問し、県大会の結果と九州大会出場決定の報告を行った。大会では陸上競技の女子共通走り幅跳びで大会新記録を出し優勝、女子共通ハードル百メートルで二位。男子卓球の団体で優勝、個人で優勝と三位。男子バドミントン個人で二位。男子水泳の自由形二百メートルで二位、個人メドレー二百メートルと四百メートルで優勝、四百メートルメドレーリレーで二位、四百メートルフリーリレーで三位と好成績を残した。報告を受け、仲松教育長は「九州大会の結果にも期待しています」と激励した。