がんばれFC琉球!

全島サッカー1万人祭り

FC琉球の創立十周年を記念してJリーグ昇格の機運を高めようと「全島サッカー1万人祭り2012」(同実行委員会主催)が八月四日、沖縄県総合運動公園で開催された。

この日の入場者数は、球団最高記録となる一万千六百五十八人。祭りではFC琉球オリジナルグッズや沖縄食材を使ったカップグルメの店をはじめ様々な店が並んだほか、サッカーチャレンジゾーンや県物産ブースが設置された。特設ステージでは音楽ライブやダンス、ヒーローやスポーツのショーも行われた。祭りのメインとなるFC琉球対藤枝MYFCの試合では、スタンドに入りきらないほどの大勢の観客が大声援でFC琉球を後押ししたが、惜しくも二対一で敗れた。

FC琉球はJリーグを目指し奮闘しているが、現在沖縄県にはJリーグ規格を満たすスタジアムがない。スタジアムの確保はJリーグ昇格の条件の一つとなっており、県は県総合運動公園の陸上競技場を規格に適合する施設に改修する予定。収容人数は現在の七千人から一万人に増える。

試合では大応援団が声援を送った
▲試合では大応援団が声援を送った

ゴールに詰め寄る高橋選手
▲ゴールに詰め寄る高橋選手

緑と水に触れ合う 倉敷ダムまつり

川遊びで大はしゃぎ
▲川遊びで大はしゃぎ

森や湖に親しみ、心身をリフレッシュすることで、森林やダム、河川などの大切さを知ってもらおうと、倉敷ダムまつりが八月十二日に開催された。展望タワー前の多目的広場ではグラウンドゴルフ大会やレクリエーション、工作教室が開かれ、多くの市民が参加した。

グラウンドゴルフ大会には十三チーム八十一人が参加し心地よい汗を流した。工作教室では「びゅんびゅんゴマ」や「風車トンボ」などのおもちゃを親子で一緒に作って楽しんだ。

また、広場の近くにある「やんばるの川」では数多くの親子連れが川遊びを楽しんだ。滝から流れる水を浴びたり、元気よく泳いだり、網で小魚を捕まえたりと子どもたちは大はしゃぎだった。

他にも、会場では創作エイサーの演舞やシンガーソングライターnacil(ナシル)の公演も行われ、祭りを盛り上げた。

共に童謡を楽しむ

第六回全国童謡まつり開催

『〜歌いたい、残したい、童謡・唱歌を歌いましょう!〜』をキャッチフレーズに第六回全国童謡まつり(同実行委員会主催)が七月一日、沖縄市民会館大ホールで開催された。

まつりには県内のコーラスグループやこども会、幼稚園や保育園等十四団体約四百人が出演。三歳から九十七歳と幅広い年齢の歌い手がなつかしい童謡を歌った。また、「春が来た」や「夏は来ぬ」等十七曲は出演者と観客が一緒になって歌い、会場が一体となって童謡を楽しんだ。まつりの実行委員長のいらみなぜんこさんは「童謡の歌詞は分かりやすく美しい言葉で、メロディーには情緒がある。歌い親しむことで心を豊かにする」と童謡の良さを語った。同まつりの売上金のほとんどは、毎年沖縄こどもの国に寄付されている。

元気に童謡を歌うこども達
▲元気に童謡を歌うこども達