第十一回沖縄市長杯高等学校バスケットボールおきなわカップ

宮城県明成高校が制する

強豪校が熱戦を展開 小録三位、興南六位

ダンクコンテスト優勝のエルハジ・ニャン選手 高身長の松山高級中を攻める興南
▲ダンクコンテスト優勝のエルハジ・ニャン選手 ▲高身長の松山高級中を攻める興南
明成と福岡第一のハイレベルな試合 八王子のディフェンスをかわしゴールを狙う小録
▲明成と福岡第一のハイレベルな試合 ▲八王子のディフェンスをかわしゴールを狙う小録

全国の高等学校から強豪チームを招き第十一回沖縄市長杯高等学校バスケットボールおきなわカップ(同実行委員会主催)が三月二十四日、二十五日の両日、沖縄市体育館で開催された。
 大会には県内から小橋川杯優勝の小録高等学校と準優勝の興南高等学校、東北から宮城県の明成高等学校、関東から美ら島沖縄総体優勝の東京都八王子高等学校、九州ブロックからはウィンターカップ準優勝でおきなわカップ常連の福岡第一高等学校、台湾から松山高級中学校が参加。
 二十四日は三チームずつのリーグ戦のほか、小学生・中学生の選抜チームの試合も行われた。二十五日はリーグ戦の結果を受け、順位決定戦が行われた。一・二位決定戦は福岡第一と明成で競われ、実力の高い両校だが明成がじわじわと点差を広げ113対78で試合を制し、見事一位に輝いた。三・四位決定戦は小録と八王子の対戦で、正確なシュートで攻める八王子に対し、アグレッシブなディフェンスでボールを奪い、絶妙なパスワークでディフェンスをかわした小録が115対86で勝利を収め三位。五・六位決定戦は高身長を誇る松山高級中に興南がスピードとパスワークで挑んだが、高身長から繰り出されるシュートを止めることができず、リバウンドも制され96対79で敗れ六位だった。興南は、敗れはしたもののスピーディーなパスワークで追い上げる場面は大いに会場を沸かせた。その他にもダンクコンテストや、バスケットボールを自在に操るスターズエンターテイメントのボールロッキンショーも催され会場を盛り上げた。

 各賞の受賞者は次のとおり。
【最優秀賞】
斉藤拓己(明成)
【敢闘賞】
渡辺竜之佑(福岡第一)
【ベスト5】
目黒翔馬(明成)、時田康佑(福岡第一)、武富星哉(小録)、板垣翔太(八王子)、陳韋承(松山高級中)
【ダンクコンテスト】
一位=エルハジ・ニャン(福岡第一)
二位=比嘉一都(小録)
三位=金城泰貴(小録)

明るい歌声が響く

沖縄市児童合唱団

第3回 発表会

会場にはこども達のハーモニーが響き渡った
▲会場にはこども達のハーモニーが響き渡った

 沖縄市児童合唱団の第三回発表会が三月三十日に沖縄市民小劇場あしびなーで行われた。
 発表会では、保育園児から小学校六年生までの児童が、それぞれ合唱と独唱を披露した。合唱では、崖の上のポニョやとなりのトトロなどこども達に人気の歌を披露し、独唱では、合唱団のメンバー一人ひとりが里の秋やおぼろ月夜などの童謡を披露した。
 舞台の中盤には、賛助出演者によるアップテンポなロックダンスや、ピアノの連弾、屋宜バイオリン教室の生徒によるヴァイオリン合奏なども披露された。
 最後は全員でおそろいのTシャツを着て本市の「こどものまち宣言」の歌を歌い、観客は合唱団の美しいハーモニーに聞き入っていた

商店街で忍者修行

表現あそびワークショップ開催

商店街を探索する忍者達
▲商店街を探索する忍者達

 ワークショップ「黒マント団参上!忍者まちを走る」が三月二十四日にパルミラ通り、一番街、サンシティを会場に開催された。
 同ワークショップは、こどもと大人がともに身体表現やグループ活動を体験し、遊びながら商店街の人々と交流することで地元への愛着を深めていく事を目的としており、参加者は黒マント団の五人の忍者のもと修行し、敵の影忍者に見つからないよう一般人の振りをしたり、隠れたりしながら商店街に潜む仲間忍者を探した。最後は大人対こどもの旗取りチャンバラが行われ、一戦目は人数と元気で勝るこどもチームの圧勝。大人チームにハンデを付けた二戦目もこどもチームが勝利した。イベントは大いに盛り上がり、参加者達からは笑顔が

沖縄の古典音楽を披露

にらい芸能塾第一回発表公演

 伝統文化こども教室にらい芸能塾の第一回発表公演が三月二十二日、沖縄市民小劇場あしびなーで開催され塾生と講師約七十人が出演し、日頃の稽古の成果を発表した。
 公演では塾生の安波節、秋の踊り、なりやまあやぐ、早口説等の民謡合唱や、日傘踊り、安里屋ユンタ、花あしび等の創作舞踊、古武道の空手、ヌンチャク、棒術や、講師達の熟練された芸が披露された。会場には出演者の家族を中心に多くの観客が訪れ、沖縄の芸能を楽しんだ。

かぎやで風の演舞 安波節の合唱
▲かぎやで風の演舞 ▲安波節の合唱
創作舞踊の花あしび 舞踊講師の高平良万歳
▲創作舞踊の花あしび ▲舞踊講師の高平良万歳

サッカーで交流続く

豊中市交流十五周年

緑地フットボールクラブ対FC泡瀬の白熱した試合
▲緑地フットボールクラブ対FC泡瀬の白熱した試合

 沖縄市の兄弟都市である大阪府豊中市の緑地フットボールクラブが三月二十三日から四日間本市を訪れ親交を深めた。緑地フットボールクラブと市内三つのサッカークラブ(FC泡瀬、美東FC、美原クラブ)は毎年交互にお互いの市を訪問し、メンバーの家にホームステイして交流を深めてきた。今年は交流が始まってから十五周年の記念の年にあたり、初日には音市場で式典と交流会が開かれた。二日目には、サッカーの試合が行われ真剣な勝負が繰り広げられた。三日目にはビーチパーティも行われ、豊中市の子ども達は沖縄を存分に満喫した。

沖縄の唄者が集結く

第四回コザ・てるりん祭

美声を披露するチアキさん
▲美声を披露するチアキさん

 沖縄ポップの祖「てるりん」こと故照屋林助さんの誕生日である四月四日に、第四回コザ・てるりん祭(主催・同実行委員会、沖縄市パルミラ通り会、コザ商店街連合会主催)が一番街及びパルミラ通りで開催された。
 祭には大城美佐子さん、大工哲弘さん、上原知子さん、仲本興次さん、前川守賢さん、饒辺愛子さん、チアキさん、よなは徹さん等、沖縄を代表する音楽家が出演。司会は玉城満さんが務め、てるりんとの思い出話で笑いを誘った。また、サプライズでザ・ブームの宮沢和史さんが「島唄」を披露した他、園田青年会のエイサー演舞も行われ、会場は大いに盛り上がった。

ももやま通りを花でいっぱいに

山内中学校野球部が花を植樹

みんなで協力して五百本の花を植えた山内中学校野球部員
▲みんなで協力して五百本の花を植えた山内中学校野球部員

 山内のももやま通りを花でいっぱいにしようと山内中学校野球部五十人が参加し、五百本の花の苗を植樹した。ももやま通りでは通り沿いの住民や事業所でつくる、ももやまクリーンクラブ(会長:長嶺喜久子)が約一年前から雑草で覆われ見通しの悪かった通りを、除草・清掃し、植物や花を植え見違えるほどきれいで明るい通りに生まれ変わらせている。今回、山内中学校野球部と山内小学校の野球チームとその父兄が、それぞれ五百本ずつ花を植樹し、花いっぱいのももやま通りを作る手伝いをした。

市保育所移管受託候補選考

福祉のまちづくり懇話会より答申

東門市長に答申する崎山八郎会長
▲東門市長に答申する崎山八郎会長

 沖縄市公立保育所法人移管(民営化)受託者の候補となる社会福祉法人の選考審議を行ってきた沖縄市福祉のまちづくり推進懇話会が二月二十八日、選考結果を東門市長に答申した。
 部会では応募保育施設の現地視察、プレゼンテーション、書類審議、ヒアリングを踏まえ、保護者と部会委員による審議が行われた。審議の結果、諸見里保育所は翔福祉会、美里保育所は仁福祉会が受託予定者として選考された。翔福祉会は保育に対する考え方やコミュニケーションのあり方の具体性が評価され、仁福祉会は細かな配慮や