すてきな仲間達 96

山内ヨーガサークル

・ヨーガの奥深い世界にふれる・

山内ヨーガサークルのメンバー
▲山内ヨーガサークルのメンバー

熱心にヨーガに取り組むメンバー
▲熱心にヨーガに取り組むメンバー

 静寂の中、先生の指示で次々とポーズや動作、特殊な呼吸を行い、イメージし感じる力を高めていく。今回紹介するのは山内公民館で北村多栄子先生のもとヨーガを行っている山内ヨーガサークル活動歴は6年で現在メンバーは15人。北村先生が北中城村で開いている教室を体験したメンバーから沖縄市でも開いてほしいとの要望を受け始めた。

 北村先生の指導のもとメンバーはボリュームあるプログラムをてきぱきとこなしていく。目を閉じ、地球とつながり身体にエネルギーが流れることをイメージし感じることや、力強く小刻みに息を吐くカパラバティという呼吸法、筋肉を伸ばすポーズ、内臓を鍛える運動など内容は多岐にわたる。ヨーガでイメージしたり感じたりする事は、同じ内容でも人により異なるので正解はないのだそうだ。北村先生は大阪に在住している頃ヨーガに出会い、いつもざわついていた頭の中が静かになる体験をした。そのことに衝撃を受けヨーガにのめり込んでいったのだそうだ。現在もインドまで勉強に行くほど熱心だ。「ヨーガは自分と対話し自分のことを知ること。自分の状況を受け入れ他人を受け入れることで次に進め、人・社会とつながることができる。拒否することからは何も生まれない。受け入れる事が大切。『ヨーガ』とは『つながる』という意味で肉体の鍛練と精神の求道であり、自分の中に芯を持つことにもつながる。サークルではみな地道に自己の鍛練をしている」と話す。メンバー達は「ヨーガを始めてから体調がいい。心が落ち着き体も暖かくなる」「ヨーガはすべての動きに意味があり、心身ともに鍛えられる」「リフレッシュになる」「先生の言葉に癒される」と話しており、北村先生がメンバーに合わせ無理のないように組んだプログラムで、みな気持ち良くヨーガに取り組んでいるようだ。体調不良だったがサークルに通うことで元気になった人もいるという。

 山内ヨーガサークルでは毎週月曜日の夜と金曜日の朝に活動しておりメンバー募集中。現在は女性のみだが男性も歓迎している。

職人のWAZA Vol.71

大城 秀政
事業所名:拓南製鐡株式会社
職 種:棒鋼製造業
常務取締役:大城 秀政


住所 沖縄市海邦町3-26
TEL 098‐934‐6822
FAX 098‐934‐6833
〈ホームページ〉
http://www.takunan.co.jp

【リサイクルを使命として!】

 今回は、昭和31年に創業し、県内を中心に、鉄筋等を製造・販売する拓南製鐵株式会社の新中城工場を訪れ、常務取締役大城秀政氏にお話を伺いました。拓南製鐵株式会社では、グループ会社との連携のもと、県内から出る車輛や家電、建物の廃材等を原料に鉄を造り、毎月約16,000トンの鉄筋や軟鋼線材等を製造します。毎回異なる原材料から、副資材等を使用して一定の強度や材質に加工していくところが、大変な作業であり、全県的に需要が減少するなか、従来の棒鋼に加え、長期に耐久性を持つシルバー鉄筋やネジ締め接合で施工効率を大幅にアップする「ネジテツコン」など、高付加価値の商品を開発することにも力を入れ、現在のニーズに対応した製造活動を展開しています。拓南製鐵株式会社の社是は、「拓鐵興琉」。鐵を開いて沖縄を興すと言う意味です。また、製造工程で副産される電気炉スラグを加工し、土砂代替品としてリサイクルするなど、天然資源の保護や環境に調和した材料を生みだし、県民に還元していくことに大きな使命感を持っています。