知花花織 伝統工芸の担い手の一員として

14期生が研修終了報告

初めて織り上げた作品を手に笑顔で終了報告を行った14期生ら
▲初めて織り上げた作品を手に笑顔で終了報告を行った14期生ら

 沖縄市の伝統工芸である知花花織の「基礎コース」研修生の修了式が2月24日、沖縄市役所で行われ、東門市長より研修修了証が授与された。研修生は、昨年の8月から今年1月までの8か月間、糸の染色から学び、2種類の反物を織るまでに成長した。研修生を代表して澤村佳世さんが「初めのころは糸を結ぶこともできず落ち込むことも多かったが、先生方の指導のおかげで、2本の帯を作ることができた。伝統工芸の厳しさ、難しさを実感したが、同時にモノづくりの楽しさを味わうことができた。これからも頑張りたい」と決意を述べた。

運動公園を憩いの場に

ハイビスカス植樹式

当日はあいにくの雨模様であったが、きれいなハイビスカス約500本が植えられた
▲当日はあいにくの雨模様であったが、きれいなハイビスカス約500本が植えられた

 コザ総合運動公園を市の花であるハイビスカスで埋め尽くし、憩いの場所として広く利用してもらおうと2月26日、第3回ハイビスカス植樹式(主催:沖縄市体育協会)が行われた。このハイビスカスの植樹は、5ヶ年間で6,000本の花を植樹する計画であり、今年は合計で約1,000本の植樹が行われた。

 植樹式当日は、あいにくの雨模様であったが、18団体がボランティアとして参加し、ぬかるみの少ないところを選んで植樹を行った。植樹の後、参加者は、体育協会の用意した沖縄そばを食べ親睦を深めた。

明るく生まれ変わりました

一番街・サンシティアーケード落成式

 これまで暗い、怖いというイメージの強かった沖縄市一番街とサンシティ商店街のアーケードが新しく生まれ変わり、その改築工事落成式が3月17日、多くの関係者が集まり行われた。落成式では中の町青年会のエイサー道じゅーねーも行われ終始賑やかな雰囲気であった。

 新しいアーケードは太陽の光を存分に取り入れる設計になっており、商店街全体が見事に明るくなった。関係者は、今後の集客力アップを期待している。

テープカットを行う関係者
▲テープカットを行う関係者

沖縄市エイサーキャラクター「エイ坊」も描かれた
▲沖縄市エイサーキャラクター「エイ坊」も描かれた

沖縄市野球場建て替え

安全祈願祭が執り行われる

「鍬入之儀」を行う東門市長と施行業者
▲「鍬入之儀」を行う東門市長と施行業者

 沖縄市野球場の老朽化による建て替えに伴い、沖縄市野球場建設工事合同安全祈願祭が2月22日、同野球場のグラウンドで執り行われた。祭典には市長や市議会議員、工事関係者らが出席し工事の安全を祈願した。

 沖縄市野球場は昭和48年に建造され高校野球や広島東洋カープの春期キャンプなどに使用され親しまれてきた。新野球場は現野球場地に建設され、公認野球規則に適合するよう両翼100メートル、中堅122メートルに拡大される。また、身体障がい者用のエレベーターや耳の不自由な方のための磁気ループのほか、LEDスコアボードやナイター設備も整備される。完成は平成25年12月の予定。

延べ献血者数が4,000人突破

第11回味自慢チェーン献血

4,000人目の献血者となった渡久平康さん(左から2人目)
▲4,000人目の献血者となった渡久平康さん(左から2人目)

 コザスポーツレジャーランド駐車場およびあおぞら接骨院を会場に2月23日、味自慢チェーンによる献血が行われた。味自慢による献血は県内最大規模で、今年で11回目。今回の開催で総献血者は4,000人を超え記念セレモニーも行われた。4,000人目の献血者となった渡久平康さんは「献血は身近で手軽にできる社会貢献」と話した。献血は駐車場に献血車輛3台、あおぞら接骨院に簡易ベッド6台が設置され、味自慢社員および赤十字奉仕団が協力し実施された。沖縄県赤十字血液センターの屋良所長は「味自慢の献血は恒例になっており、熱心な協力に感謝する。この時期は血液が不足するため助かっている」と話した。

宮里で不発弾処理

関係機関が協力し無事処理

本部と現場間では綿密な連絡が取られ作業は進行された
▲本部と現場間では綿密な連絡が取られ作業は進行された

 宮里三丁目で昨年11月に発見された不発弾が、3月11日に発見現場で処理された。処理されたのは米国製50キロ爆弾で直径20.8cm、長さ76.2cm。作業にあたり、処理現場から半径168メートル以内の361世帯893人と28事業所の従業員が避難した。

 不発弾は深さ2メートル高さ4メートルの処理豪内に移動され、信管が取り外され安全化された。処理作業は宮里小学校に東門市長を本部長とする不発弾処理現地対策本部が置かれ、陸上自衛隊や市消防、沖縄警察署、県などの関係機関が協力し、細心の注意を払いつつ行われた。

珍プレー、好プレーありの「さよなら大会」

−思い出ありがとう、市野球場−

市議会と市職員の試合も盛り上がった
▲市議会と市職員の試合も盛り上がった

 沖縄市野球場建て替えに伴う取り壊し作業を前に、同野球場の別れを惜しむ「市野球場さよなら記念大会」(主催・同実行委員会)が2月18日、同球場で開かれた。大会は仲宗根市議会議長の「プレーボール」の掛け声が球場に響き渡ると、中村富吉市観光協会会長が投球し、東門市長がバットを振った。

 試合は社会人野球チーム、8チームの外、市議会チームと市職員の試合も行われた。大会後、表彰式や懇親会が行われ、球場の歴史や思い出話などでにぎわった。同球場は昭和48年に建設された。平成25年12月に新球場が完成する予定。

美東中が県大会で好成績

男子ハンドボール部、女子バレー部ともに厳しい状況を跳ね返し、見事な成績を残した
▲男子ハンドボール部、女子バレー部ともに厳しい状況を跳ね返し、見事な成績を残した

 美東中学校は県大会で男子ハンドボール部が優勝、女子バレー部が準優勝と好成績を収め、3月5日に仲松教育長に喜びの報告を行った。3月に男子ハンドボール部は全国大会に、女子バレー部は九州大会に挑む。男子ハンドボール部は他校に体格で劣り、厳しい試合が続いたが粘り強く戦い、準決勝と決勝は逆転で勝利した。キャプテンの山城翔君は「全国大会でも一戦一戦大事に戦い頂点を目指す」と意気込みを語った。女子バレー部はケガ人を抱え、キャプテンもケガから復帰したばかりだったが逆境を乗り越え準優勝。キャプテンの目取真美姫さんは「チーム一丸となり九州大会でも観客を楽しませる試合をしたい」と話した。