動物たちの能力に挑戦

沖縄こどもの国動物園大運動会

 こどもの国で十月十日の体育の日に、こども達が動物たちの能力に挑戦する「沖縄こどもの国動物園大運動会」が開催された。

 運動会で行われた競技は、ウマの走力に挑戦するかけっこ大会、カンガルーのジャンプ力に挑戦するジャンプ大会、チンパンジーの握力に挑戦する握力大会、アリクイの赤ちゃんの重量を体験するおんぶ大会、ゾウの大きな鳴き声に挑戦する大声大会、ゾウとの綱引き大会の六種目。動物たちは、カンガルーのジャンプ力が助走なしで3M、助走ありで13.5M、チンパンジーの握力が200sと驚異的な能力を持っている。毎年恒例となりつつある人気のゾウとの綱引きに、こども達は二十人がかりで挑んだが結果はゾウの圧勝。ゾウは年々成長し力をつけているようだ。当日はあいにくの雨天だったが、こども達は雨にも負けず各種競技を大いに楽しんだ。

20人がかりでもゾウにはかなわない
▲20人がかりでもゾウにはかなわない

気合を入れてジャンプ!カンガルーみたいに跳べたかな?
▲気合を入れてジャンプ!カンガルーみたいに跳べたかな?

ヒストリートU

なつかしい写真や知り合いの顔に思わず歓声

「沖縄市民が海を渡った」企画展

資料に見入り、担当者から当時の様子を伺う仲宗根さん(右)と神村さん(左)
▲資料に見入り、担当者から当時の様子を伺う仲宗根さん(右)と神村さん(左)

 「第五回世界のウチナーンチュ大会」を機に市戦後文化資料展示室ヒストリートUでは、移民の歩みを振りかえる企画展「沖縄市民が海を渡った」と題する写真や資料を展示したパネル展が十月五日から三十日までの日程で行われた。展示は戦前・戦後の移民の歴史や移民航路の資料、移民先のそれぞれの暮らしの写真、壮行風景など約百点が紹介されている。この日、世界のウチナーンチュ大会で沖縄を訪れていた仲宗根良江さん(元胡屋)と神村グレースさん(元上地)が同企画展に足を運び、担当からの説明を聞いた。また、なつかしい写真や知り合いの顔に思わず歓声をあげる場面もあり、喜びの時間を過ごした。

仲良く 楽しく

夫婦でヘルシークッキング

夫婦で仲良く料理
▲夫婦で仲良く料理

 夫婦やカップル、仲の良い男女を対象に一緒に料理を作る事で絆を深めてもらおうと九月二十二日と二十九日に沖縄市社会福祉センター・沖縄市男女共同参画センター複合施設で「夫婦でヘルシークッキング」が開催され、六組の男女が参加した。

 二十二日に行われた講座の献立は、カルシウムの多いヘルシーなメニューとして、油で揚げない豆腐コロッケ、ひじきのあえもの、きのこスープの三品。普段は料理しないと話す男性陣も真剣に調理していた。調理を終えると参加者達は出来上がった料理にツナの混ぜご飯とクリームチーズゼリーを加え歓談しながら夕食をとり、男性からは「自分で作るとおいしい」との感想があった。沖縄市内には料理教室が少ない為、平和男女共同参画センターでは今後も料理講座を開催していく予定。