五十三年ぶりの綱曳き

美里自治会わんぱく相撲・綱曳き

 美里自治会は九月四日、復興六十五周年記念事業わんぱく相撲・綱曳きを行った。

 同自治会で綱曳きが行われるのは五十三年ぶりで、多くの参加者・観客が集まった。参加者は太鼓、鉦鼓、ホラ貝が鳴る中勇ましく入場。綱曳きは前綱曳きの男女対抗こども綱曳きと本綱曳きが行われた。本綱曳きは東対西で二回行われ、一回目は東、二回目は西が勝ち、一対一の引き分けだった。また、青年会のエイサー演舞や誠道館空手の棒術演武も披露され会場を盛り上げた。

 綱曳きの前に開催されたわんぱく相撲では、小学生達により好勝負・珍勝負が繰り広げられ会場に集まった観客を沸かせた。わんぱく相撲の優勝者は次のとおり

●団体【低学年の部】美里小学校【高学年の部】バスケA ●個人【一、二年生の部】露木慎平(美里小二年生)【三、四年の部】木崎誠仁(美里小三年生)【五、六年生の部】島袋勇美(美里小六年生)

大きな綱を力いっぱい曳く参加者達
▲大きな綱を力いっぱい曳く参加者達

木崎君の強烈な投げ
▲木崎君の強烈な投げ

大人も童心にかえります♪

わらべうたで楽しむ絵本講座

田中美也子講師(写真左から2人目)を囲み楽しそうにお手玉をする参加者
▲田中美也子講師(写真左から2人目)を囲み楽しそうにお手玉をする参加者

 沖縄のわらべうたの魅力について学ぶ講座が沖縄市立図書館で七月三十日と八月二十七日の二回にわたって開催された。第一回は、くすぬち平和文化館の眞榮城栄子氏を講師に迎え、第二回は、わらべうた研究・実践家の田中美也子氏を講師に迎え行われた。

 田中氏が琉球竪琴(ライアー)を奏でながら、わらべうたを歌うとその優しい音色と歌声に参加者は引き込まれていった。

 沖縄のわらべうたは、郷土愛から生まれたものであり、同じ沖縄市でもテンポが違ったり、言葉が違うなどいろいろな特色がありそこが魅力となっている。参加者は輪になり、歌いながら手遊びをしたり、お手玉をするなど童心に帰って楽しい時間を過ごした。

若手マンゴー農家が学校給食にマンゴーを無償提供

マンゴー農家の仲村さんと給食を食べる三年二組の生徒
▲マンゴー農家の仲村さんと給食を食べる三年二組の生徒

 沖縄市の若手マンゴー生産農家で組織する「ゆいまーる会」(高江洲満会長)から学校給食用にマンゴーが無償提供され、八月三十日の給食のデザートに使用された。

 高原小学校と中の町小学校には提供農家が訪れ、給食を通して交流した。マンゴー農家の仲村盛宏さんは子の琉希君が通う高原小学校三年二組を訪れ親子で給食を楽しみ、「自分の母校であり、こどもも通っている高原小学校に提供できてうれしい。こども達の笑顔が見られて満足です」と話した。

 今回の提供は、七月十五日のマンゴーの日のPRおよびマンゴーの利用促進と学校給食で地場農産物のマンゴーを活用する事による食育を目的に行われたもので、六十sのマンゴーが提供された。