平成二十三年度平和月間スタート

九月七日は沖縄市民平和の日

セレモニーで紹介される平成二十三年度平和大使達
▲セレモニーで紹介される平成二十三年度平和大使達

 平成二十三年度平和月間が八月一日にスタートし開始セレモニーが同日、沖縄市役所一階市民ホールで行われた。

 セレモニーで東門市長が「広島・長崎で何があったのか。私たちは何をしてきて何をしなかったのか。戦争は誰も望まないが私たちは何が出来るのか。一人ひとりが平和について考え、出来ることを少しずつ行っていく月間にしたい」とあいさつした。また、平成二十三年度平和大使の中学生十六人と社会人三人の紹介が行われ、二人の中学生が代表であいさつ。新里智樹君(山内中学校三年生)は「平和な今を大切にしたい。二度と戦争をしてはいけない」と訴え、吉川まりのさん(美里中学校二年生)は「世界には現在も戦争している国があり、食べ物に困るほど貧しい国もある。今は平和なのか?」と問いかけた。セレモニーの最後には指笛王国おきなわによるミニコンサートが行われ、指笛王国おきなわ伴奏・平和大使合唱の「島人ぬ宝」も披露された。沖縄市では沖縄戦終結の九月七日を沖縄市民平和の日とし、八月一日から九月七日までを平和月間と定めている。期間中は平和に関する公演や写真展、パネル展等の事業が展開される。

美里中吹奏楽九州大会出場決定!

新体操、水泳、陸上も九州派遣へ

全国大会出場を目指し、九州大会に臨む美里中学校吹奏楽部のメンバーと、新体操、水泳、陸上の選手たち
▲全国大会出場を目指し、九州大会に臨む美里中学校吹奏楽部のメンバーと、新体操、水泳、陸上の選手たち

 七月に開催された第五十一回県吹奏楽コンクールで県代表に選ばれ九州大会への出場が決まった美里中学校(島袋秀雄校長)吹奏楽のメンバーと、第三十八回県中学校総合体育大会県大会で好成績を収め、九州大会への派遣が決まった新体操、水泳、陸上の選手が八月一日仲松教育長を訪ね喜びの報告を行った。吹奏楽は八連覇で新体操も団体女子の部で七連覇の快挙である。

 吹奏楽部部長の渡真利未来(とまりみく)さんは「顧問の先生や応援してくれる父兄のみなさんのおかげで九州大会に行くことができた。これからも全国を目指し、また伝統を引き継いでいけるよう頑張っていきたい」と意気込みを語った。

夏休みこども 消防・防災体験教室

放水体験の様子。消防士がサポートしてくれます
▲放水体験の様子。消防士がサポートしてくれます

 沖縄市消防本部で七月三十一日に「夏休みこども消防・防災体験教室」が開催され多くの親子が訪れた。

 会場には心臓マッサージやAEDの操作が習える「応急処置体験教室」・「地震体験教室」・「放水体験教室」・約1メートルの高さに水平に張られたロープを腹ばいで渡る「レスキュー体験教室」・けむり(無害)が充満し視界が利かない複雑な部屋を入口から出口まで進む「けむり体験教室」・約三十五メートルの高さを体験できる「はしご車搭乗体験」の六つの体験教室やミニ消防車周回コースが設置され多くの人で賑わった。また、先着百五十人に配布された防災博士証には裏面に各教室に関するクイズが掲載されており、正解するとシールを貼ってもらえる仕組みで、こども達は各体験教室やクイズを大いに楽しんだ。