すてきな仲間達 88

あたたかみのある手紙を楽しく作成

・中の町公民館絵手紙サークル・

中の町公民館絵手紙サークルのメンバー
▲中の町公民館絵手紙サークルのメンバー

 今回紹介するのは、和気あいあいとして笑いの絶えない明るい教室、中の町公民館絵手紙サークル(世話役宮城則子)。同サークルは日本絵手紙友の会の比嘉典子さんを講師に毎月第二・第四金曜日に中の町公民館で活動している。

 講師の比嘉さんは「下手でいい下手がいい」をモットーに、絵手紙の良さを知ってもらおうと各地で講師をしている。中の町公民館絵手紙サークルは、三年前に比嘉さんが各公民館で体験講座を開いたところ、中の町公民館の受講者から今後も続けて欲しいとの声が上がり、平成二十年九月に結成された。現在サークルのメンバーは四人。サークルの人数としては少しさびしく感じるが、メンバー四人中三人が七十代と高齢にも関わらず若々しく、大雨の日も台風の日も誰一人休まないと言うから驚きだ。

 絵手紙を書く手順は、まず絵を描き絵の具で色を塗った後、言葉を入れ、手作り印鑑を押して完成となる。下書きはせず絵も文字も筆(墨)で書くので集中力が必要となる。メンバーは絵手紙で年賀状や暑中見舞いを送ったり、孫の誕生日に渡す金封に絵を描いたり、プレゼントやお気に入りの物を絵手紙に書いて残したりして楽しんでいる。作品は公民館まつりやPTA作品展、老人クラブ作品展等にも出展している。

絵手紙を書くメンバーたちの様子
▲絵手紙を書くメンバーたちの様子

 比嘉さんは「メンバーの上達ぶりやアイデアに驚かされることがある。じき追い越されてしまうのでは」と笑う。メンバーは「先生が褒め上手だし仲間もいいので頑張れる。お互い絵手紙を送りあって楽しんでいる。絵手紙が届くと嬉しい」と語る。絵手紙には「人生を明るく前向きにさせる」・「楽しくなり若くなる」・「出した相手を喜ばせる」といった効用があり、比嘉さんは沖縄市に広めたいとの思いで日々活動している。

 今後の目標を尋ねると比嘉さんは「各自さらに腕を上げ、作品を額に入れて家に飾ってほしい」と語り、メンバー達は「書ける間は続けていきたい。この年齢から新しい趣味を始められ、先生に感謝している」と答えてくれた。

 中の町絵手紙サークルでは随時メンバーを募集している。

職人のWAZA Vol.63

La Cucina
事業所名:La Cucina(ラ クッチーナ)
職 種:化粧品製造販売業
代表者:遠山 健夫

La Cucina
住所 沖縄市中央2‐6‐46
電話 098‐934‐7627
Fax 098‐934‐7628

【最近リラックスしていますか!】

今回は、平成十六年より、沖縄市のパークアベニューに於いて店舗La Cucinaをオープンし、石鹸、バスソルト等の製造販売を営む代表取締役の遠山健夫氏にお話しを伺いました。La Cucinaの名称は、イタリア語のキッチンの意味を指し、調味料としてのハーブや油脂、ココナッツ、オリーブオイルといった食物の成分を原材料に使用するところに由来しています。県内のリゾートホテルを中心に、東京、大阪のライフスタイル系のショップやweb上での販売を行い、沖縄のリゾート感やなごみ感を各地へ発信しています。特に石鹸の製造工程は複雑で、約二カ月を要するため、オーダーに対応するための在庫管理や、百種類以上ある精油等の原材料管理が最も大変なところです。遠山さんは地元沖縄に貢献することをモットーとしており、沖縄の良さを発信し続け、沖縄のイメージアップを図り、沖縄発のブランドとして本土にも認知させたいと語る。沖縄に住んでいるあなたも、自宅でリゾート気分を味わってみてはいかがでしょうか。