エイサーシーズン到来
青年会が迫力ある演舞を披露
エイサーナイト
▲越来青年会伝統の力強い演舞
エイサーのまち沖縄市の青年会が週末の夜にエイサーを披露する「エイサーナイト」が六月十一日より始まった。十一日と十二日は沖縄市役所市庁舎前線広場で開催され、開幕を飾った松本青年会は、力強く躍動感あふれるエイサーで集まった観客を楽しませた。十二日は沖縄市青年団協議会による東日本大震災チャリティーエイサーと共催になっており午後三時からスタート。市内十四青年会がエイサーを披露し、迫力ある演舞を間近で観ようとおよそ二千人もの大観衆が集まった。また、東日本大震災支援募金の応援に琉神マブヤーも駆けつけ、募金ブースは握手や写真撮影を求める来場者で大いに賑わった。会場ではミスハイビスカスによる新作エイサーかりゆしウェアの紹介やエイサータオル、エイサーＴシャツ、ペーパークラフト締太鼓などのエイサーグッズ、全島エイサーまつりのチケットの販売も行われた。エイサーナイトは七月三十一日まで毎週市内各地で催される。
▲東青年会の華麗な女踊り
▲琉神マブヤーも来たぞ
エイサーのメッカ沖縄市をＰＲ
▲完成したエイサーモニュメント
エイサーのメッカ沖縄市のＰＲと地域活性化を推進するために、建立を求められていた「エイサーモニュメント」がライカム交差点内緑地帯に設置され、六月十三日に完成披露セレモニーが開催された。セレモニーでは東門市長が「待望のモニュメント完成により、本市を訪れる皆様を温かく迎え入れることができる。建立にあたり寄付を頂いた皆様に、心から感謝を申し上げる」とあいさつ。沖縄市は、エイサー文化の継承・発展、エイサーを通じた青少年の健全育成、エイサー活用による地域活性化の推進を広く内外に表明しエイサーのメッカという地位を確固たるものとすべく「エイサーのまち宣言」を行っており、各種エイサー関連事業を展開している。モニュメント建立費用は寄付金や募金、市の補助金で賄われており、今後は平成二十四年度に沖縄自動車道沖縄南インターチェンジ付近に、平成二十五年度に胡屋十字路付近に設置する計画。
▲関係者らによる除幕式
安全・安心な水の安定的供給の確立を目指す
水道局長に川畑弘隆氏
▲川畑弘隆水道局長
東門市長は、六月二日、辞令交付式を行い二日付で市水道事業管理者及び水道局長に川畑弘隆氏（六一）を任命、辞令を交付した。
川畑氏は昭和二十五年生まれ。越来出身。昭和四十九年に役所入り。総務部次長、総務部部長を歴任し今年三月三十一日に退職。六月二日より水道局長に就任した。辞令交付式で川畑氏は「人が生きていく上で欠かせない大事な水を安全で安定的に供給するためにしっかりとやっていきたい」と決意を述べた。