第10回 味自満チェーン献血活動

▲会場となったコザスポーツレジャーランド駐車場には献血に協力しようと大勢の人が詰め掛けた

 社会貢献活動に取り組んでいる居酒屋「味自満チェーン」(伊礼門清吉代表)が二月二十四日、コザスポーツレジャーランド駐車場において「やろーよ献血」を合言葉に献血活動を行った。同チェーンは、血液が不足するこの時期に平成十四年から毎年一回献血活動を行なっており、十回目となる今回は五百二十四人が献血を行い、延べ献血者数も三千八百九十六人となった。
 この日は早朝八時から関連会社や通り会、取引先の業者、地域の人たちが次々と訪れ、献血に協力。県赤十字血液センターも献血車三台と簡易ベッドを設置、職員も約五十人が出向き、次々と訪れる献血者に対応していた。同チェーンの伊礼門代表は「毎年の呼び掛けに、たくさんの人が協力してくれて感謝している。これからも社会貢献ができるよう献血に協力していきたい」と感謝の言葉を述べた。

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まちを花できれいに。活性化の一役に訪れる人々の目を楽しませる

▲同センターにハイビスカスとクロトンの苗木を植樹した「ハイビスカス会」のみなさん

 市内の環境美化に取り組んでいるボランティアグループ「ハイビスカス会」(仲宗根清朝会長)の会員らが三月五日、「市社会福祉センター・市男女共同参画センター」内の駐車場にある花壇にハイビスカスの苗木六十本とクロトンの苗木六十本を植樹した。
 同会は、今年の一月に完成した同センターを訪れる人々の目を楽しませようと十一人の会員らが午前九時から作業を開始。約二時間の作業で五十mもある花壇に穴を掘り、土をかぶせて苗木を植え付けた。
 同センターの喜屋武勉施設長は「駐車場が明るくなる。道行く人やセンターを訪れる人もさわやかな気持ちで出入りが出来る」と苗木の生長を心待ちにしていた。

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第二十四回 市子ども三線学級発表会・修了式

 受け継ごう、ふるさと文化の心と技―。第二十四回市子ども三線学級発表会及び修了式が三月十三日、市民小劇場あしびなーで開かれ、初級、中級、上級クラスの受講生四十一人が日頃の稽古の成果を披露した。
 同事業は日常生活の中で学ぶ機会の少ない三線を通して、沖縄文化の心と技を若い世代へ継承していこうと企画。同学級には応募の中から選ばれた市内の小中学生の生徒たちが初級クラスへ。中級と上級クラスの生徒らは前年度より継続し、三人の講師の指導の下、三年間で研修を終える。
 発表会では三線学級全員による「島人の宝」で幕開け。その後はクラスごとに初級が「渡りゾウ」や「安波節」、中級が「秋の踊り」「デンサー節」、上級が「子守節」「上り口説」などを披露、会場からは上手に堂々と弾きこなす子どもたちに大きな拍手が送られた。
 発表後、修了式が行われ、三年間の研修を終えた上級クラスの十四人の受講生に修了証が手渡された。修了証を手にした湧田かのん(美原小六年)さんは「とても楽しかった三年間でした。これからもずっと三線を弾き続けていきます」と笑顔で話した。

▲日頃の稽古の成果を披露。会場から大きな拍手が送られた

▲上級クラスの受講生らへ修了証が手渡された

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