第37回沖縄市老人クラブ作品展

▲陶芸品の即売コーナー。プロが作ったような作品も多く、良い品をみつけようと愛好家たちが詰めかけた。

▲書画や写真などの展示コーナー。丁寧に作られた作品に訪れた人たちも感心しながら見入っていた。

 日頃から生産・創造している作品の成果を展示発表する沖縄市老人クラブ作品展が2月二十六日と二十七日の二日間、かりゆし園で開催された。
 今回で三十七回目を数える同展示会は、会員間の交流のみならず地域の人々も楽しみにしているイベント。会場には木工芸品、手作り玩具、民具、盆栽、陶器、生け花、手編み手芸品、花卉類、書、絵などの力作・労作八百点がところせましと展示され、参観客の目を楽しませた。
 同展示会では、即売会も同時に開催されるとあって、お目当ての品物を手に入れようと初日の早い時間から大勢が会場に詰めかけた。開場と同時に、はるさークラブが生産した野菜類は飛ぶように売れあっという間に完売。また、人気の陶芸品・手工芸品の即売コーナーでは、参観客らは丁寧に作られた作品一つ一つを手に取って品定めして、気に行った作品をみつけて購入していた。

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弟9回 沖縄市工芸フェア

 ―伝統・進化・融合・発展する力―をキャッチフレーズに「第9回沖縄市工芸フェア」が三月三日から六日にかけてプラザハウスショッピングセンターで開催された。
 会場には市内外五十八カ所の事業所や団体が出店。手作りのぬくもりが感じられる作品や意匠を凝らした作品がずらりと並べられた。また匠の技術を間近で見ることができる制作実演コーナーでは、「美ら音工房ヨーゼフ」の楽器制作実演や、彫刻工房「木像」の彫刻の実演が披露され、訪れた人たちが匠の繊細な手仕事に見入っていた。ほかにもプロからてほどきを受けながら竹細工、紙すき、革工芸、木工、織物、紅型、陶芸、輪ゴムのプロペラ飛行機などに挑戦できる体験コーナーは今年も大人気で、参加者たちは慣れない手つきながらも自分で作品を作る楽しさを体感していた。
 フェア初日には工芸コンテストの表彰式が行われ、入賞作品の展示コーナーも設けられたほか知花花織研修生の修了展も開催された。
 会場には連日大勢の工芸ファンがつめかけ、作品に見入ったり買い求めたりしていた。

▲グランプリを受賞した「知花花織帯地ふぶき花」(宜野座恵子さん作)

▲買い物客らは作品を一つ一つ吟味しながら自分だけの一品を探し求めた。

▲家具、陶芸、ガラス工芸、革工芸、織物など手作りのぬくもりが感じられる作品がずらりと並んだ。

▲人目をひいたユニークな作品・ポーク缶を模したシダ―の芳香剤

▲市の伝統工芸品・知花花織に挑戦する外国人。

▲見る人を思わず笑顔にする「楽シーサー」

▲準グランプリを受賞した「二人の朝粥膳」(永山克雄さん作)

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