知花花織 春の新作展示会

 『知花花織2011 春の新作展示会』(主催/NPOコザまち社中、協力/知花花織協同組合)が二月九日、プラザハウスで開催された。
 市の伝統工芸品知花花織はこれまで紺色の織物というイメージが強かったが、若い女性が気軽に普段使いできる作品を作ろうと、コザまち社中と知花花織協同組合のメンバーらが商品開発チームを結成、素材にこだわった、春らしい淡い色をテーマにした作品を作り上げた。今回展示された新風シリーズ(印鑑ケース、名刺入れ、キーホルダー、メガネケース)はすでに製品化されておりコザ工芸館ふんどぅにて販売中。ほかにもデザインや素材、色まで完全オーダーメイドができる反物やショールなども展示された。また、印鑑ケースなどに使用する金具を市内業者に発注するなど、市の産業育成にも寄与したいと関係者は話している。

▲これまでの伝統工芸品のイメージを払拭する柔らかい色彩の作品が展示された。

▲商品開発チームによる新商品。女性が使いたくなる色遣いにこだわった。このシリーズはすでに商品化され、販売もされている

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第35回 沖縄県アンサンブルコンクール

▲県大会金賞受賞の報告に訪れた山内中と美里中吹奏楽部の部員たち。九州大会へ向けて練習に余念がない。

 十二月二十六日に行われた沖縄県アンサンブルコンテスト(八名以下の部)において、山内中と美里中の吹奏楽部がクラリネット八重奏の部で金賞を受賞し、二月に長崎県で開催される九州大会への派遣を勝ち取った。出場全八十四チーム中、九州大会へ出場できるのは二校。その枠を本市の両校が占めた。
 一月十四日、両校の生徒と教師が教育長を訪ね、金賞受賞と九州派遣決定の報告を行った。山内中の呉屋和(のどか)さんは「九州では一人ひとりが自信を持って演奏を出来るようにしたい。できれば全国に行きたいです」、美里中の島田夏音(かのん)さんは「本番でベストな演奏が出来るよう、練習を頑張りたいです」と、それぞれ大会への決意を語った。

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「心地いい家族のカタチ」

▲柔らかな関西弁でユーモアたっぷりに「男性の家事参加へのススメ」を説く山田亮さん

 一月に供用開始した男女共同参画センターのオープニングイベントとして、スーパー主夫として知られる山田亮さんの講演会が一月十六日、同センターで開催された。
 山田さんは「心地いい家族のカタチ」と題して講演、医大の教授としてバリバリ働く年上の妻との生活の中で、自然に主夫業をこなすようになった経緯や、家事の楽しみ方について話した。「男性が老後に奥さんに煙たがられるのは自立していないから。家事は楽しく生活するための手段なので手抜きでいい。出来る人が出来る時に出来る家事をすればいいという気楽なスタンスで、日頃から相手へのちょっとした思いやりを見せることが大切。夫婦仲がいいと家の中は心地よくなる」と、男性が家事に参加することの大切さを訴えた。

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世界のコザンチュ大会

▲会場には県内外から大勢の自称・「コザンチュ」たちが大集合、交流を深めた。

 「コザ」文化を理解・共有する人たち(コザンチュ)の輪を世界に広げようと、「世界のコザンチュ大会」(主催/コザゲート通り商店街、コザアッチャークラブ)が、二月六日、中央にあるバー「ハイダウェイ」で開催された。
 会場には大勢の「自称・コザンチュが集い、インターナショナルな料理や、生バンドが奏でる演奏を楽しみながら交流を深めた。会の終盤にはサンバ隊が登場、ドラムやサックスの音色に合わせてダンサーらが踊りだすと、参加者たちも一緒になって踊りの輪を作り盛り上がった。主催者は「コザを愛する者同士、大いに盛り上がった。今後も長く回を重ねていける大会にしたい」と話している。

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Musicパスタ♪

▲小粋な演奏と卓越したダンステクニックで会場を魅了したCAMP KOZA with ジャンバラヤバンド

 「いい音楽と美味しい料理はよく絡む」をキャッチコピーに音楽と料理をメインテーマにしたイベント・「MUSICパスタ♪」(主催/沖縄市、ミュージックインフォメーション)が、二月十一日音楽広場で開催され、終日大勢の人で賑わった。
 イベントではヒゲのカッチャンやポーキーズ、CAMP KOZA with ジャンバラヤバンドなどのバンドが演奏したほか、タヒチアンやヒップホップダンスチーム、大道芸人も舞台に登場した。また会場には若者に人気のあるフードの店舗が多数出店したほか、楽器やオーディオの体験コーナーも設けられるなど、訪れた人の五感を刺激する楽しいイベントとなった。

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第2回 コザ栄光祭

 私立高校栄光学園(神奈川県鎌倉市在)の修学旅行生たちが本市で様々な文化体験をし、その成果を披露する学園祭「コザ栄光祭」が、二月十日、銀天街祭りとコラボで開催された。
 「コザ栄光祭」は、体験型滞在を通して市の歴史や文化、魅力を伝えることでコザリピーターを増やそうとコザインフォメーションセンターが企画したもので、今年で二回目の開催。高校生たちは、陶芸や工芸、エイサー、三線、沖縄芝居、写真、ラジオ、平和学習、沖縄家庭料理作りなどの体験コースに分かれ、各分野の専門家から一日がかりでみっちりと知識や技術を学び、その成果を銀天街祭り会場で披露した。引率の壱岐太教諭は「地元の人の協力でこんなにも深い学習が出来たことに感謝している。この経験を通して生徒たちにはこれまで思い描いていた沖縄と実際の沖縄の違いを肌で感じとってほしい」と話していた。同校は来年も銀天街で「コザ栄光祭」開催する予定という。

▲沖縄の人でも話すことが難しいウチナーグチでの芝居(演目「豊年」)に挑戦する生徒たち。中にはセリフを暗記してしまった強者もいた。

▲堂々たるバチさばきで迫力あるエイサー演舞を披露。フィナーレのカチャーシーでは全生徒が踊りの輪に加わり盛り上がった。

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「第五回全国童謡まつり」開催

▲童謡の優しさ、すばらしさを歌い継ごうと多くの団体が参加した

 歌いたい、残したい童謡・唱歌を歌いましょう!をキャッチフレーズに「第五回全国童謡まつり」(同まつり実行委員会主催)が一月二十三日、市民会館大ホールで開催された。
 同まつりには、保育園や混声合唱団、サークルなど県内外から十六団体、約四百人が出演し、「しゃぼん玉」「夕焼け小焼け」など誰もが知っている童謡を披露した。今回、長野県からも二団体が出演し、「おぼろ月夜」や「みかんの花咲く丘」を情感たっぷりに歌い上げた。会場には多くの観客が詰めかけ「カエルのうた」を来場者全員で輪唱するなど会場も一体となって童謡を楽しんだ。
 いらみなぜんこ実行委員長は「世界に誇る日本の文化である童謡を後世に歌い継ぎ、やさしさと潤いのある社会を目指します」とあいさつした。同まつりは、沖縄こども未来ゾーン運営財団支援の一環として、まつりの収益金の一部が子どもの国へ寄付される。

▲オカリナの美しい透きとおった音色を聞かせた「久音の会」のみなさん

▲元気よく踊りながら童謡を歌うこどもたち

▲三線を弾きながら歌う保育園の園児たち

▲「月の砂漠」を歌い会場からは大きな拍手が沸いた

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中の町小学校、交通安全優良校として全国表彰

▲受賞報告に訪れた上間校長と中の町小校区で交通安全運動に取り組む方々。中の町小では学校のみならず地域ぐるみでこどもたちの安全な登校を見守っている。

 中の町小学校(上間和子校長)が交通安全優良校として全日本交通安全協会から表彰され(九州からは五校が受賞)、一月二十六日、上間校長と中の町小校区で交通安全運動に取り組む地域の人々が教育長を訪ね受賞報告を行った。
 同校では二十年余にわたり、自転車の乗り方コンテストを開催しているほか、安全マップの作成や、交通安全週間イベント等への積極的な取り組みがなどが評価されて今回の受賞につながった。上間校長は「交通安全教育は命を守る教育。これからも取り組んでいきたい」と受賞の喜びを語った。

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「コイツら暇だな〜」

健康推進係 真栄田 恵

 これは、庁内を健康づくりの事業紹介で回っているときに言われた言葉です。この言葉に、私は「ム!」としました。
 でも、ふと気付いたんです。「これが職場の現状なんだ」と。「職場で健康づくりに励む人=暇な人」という概念がまだまだあるんですね。
 それを裏付ける状況なのか、県内で実施したアンケート調査で、健診を受けない理由や健診後の結果「精密検査」や「病院受診が必要」と言われても病院に行かない理由に「仕事が忙しいから」が上がります。
 もちろん仕事を頑張る事は大切ですし社会人としての責任でもあります。でも、健康なカラダとココロがあって日々の生活やよい仕事ができるのではないでしょうか。
 健康づくりは、時間をかけて特殊な事に取り組むだけではありません。日々の食事や身体を動かす事を自分のペースで行えるものです。日々何かを取り入れる事に抵抗があるかたは、ぜひ、年に一回の健康診断を取り入れてみませんか?みんなに健康になる権利があります。「健康でいたい」というその決断を職場で応援できる環境づくりも大事な要素の一つですね。

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