夢と情熱を胸に大人への道のりの第一歩を歩む

▲ハイッチーズ!あちこちで写真を撮る光景がみられた成人式

 色鮮やかな振り袖やスーツに身を包んだ新成人の門出を祝う市成人式が一月九日、市民会館大ホールで開かれた。
 式典前の会場周辺には晴れ着姿の新成人らが早々と集まり、再開を喜んだり、中学校時代の話に花を咲かせたり、晴れ晴れとした表情で話しこむ光景が見られた。
 ほぼ満席の会場で式典は終始和やかのまま行われた。
 市内で今年、成人を迎えたのは男性七百七十六人、女性七百八十一人の合計千五百五十七人。
 式典で東門市長は「それぞれが自分の前には素晴らしい世界が広がっていることを信じ、夢や志を持って、悩みながらも、自分の進むべき道を探し、自分らしく生きていくことが青春だと思う。皆さんの一人ひとりの支え、優しさ、思いやり、元気が沖縄市を創り、市の心になるのです。沖縄の未来は若い力に託されている。沖縄市人としてたくましく生きてほしい」と激励の言葉を贈った。
 新成人を代表して宮城保志さんと金城菜摘さんが抱負を発表した。式典後は各出身中学校の思い出をひもときながら、夢や希望をメッセージに乗せて届けるビデオ上映会「過去、現在、そして未来へ」(企画・市青年団協議会)が上映された。

▲旧友と久しぶりの再会に話も弾んだ

▲会場も華やかな雰囲気に包まれた

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地域商店街が一体となり、不況に打ち勝とう

▲地域商店街が一体となり市の発展、市街地の活性化を祈願した

 市や商店街の活性化を祈願するコザ商店街連合会(親川剛会長)の新年祈願祭が一月八日、一番街商店街内の交流広場「コザBOX」前で開かれた。各通り会など多くの関係者が参加する中、鏡開きや三本締めなどで市中心市街地の発展を誓った。
 同連合会の親川会長は「皆さんの顔を眺めると今年も不況に打ち勝つぞという活気あふれる顔をしている。景気は厳しいが、地域商店街が一体となり、みんなのやる気で地域経済を上向きにさせよう」とあいさつ。
 東門市長は「今年は県内で初の国の認定を受けた中心市街地活性化基本計画が本格的に始動する。商店街の情報発信や就労支援など商店街活性化の一翼を担う事業を着実に進めていく。商店街の活性化の基盤は少しづつですが整い、機運も高まってきている。コザ商店街連合会の皆さんにとって素晴らしい飛躍の年となるよう祈念する」と市街地活性化に向けて力強く話した。
 この後、ステージではバンド演奏のアトラクションが行われ、演奏を楽しみながら、各商店街や通り会、関係者らが乾杯を交わしながら、交流を行った。

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