沖縄市社会福祉センター・沖縄市男女共同参画センター

 沖縄市社会福祉センター・沖縄市男女共同参画センターがこのほど完成し、一月十三日、関係者が多数集う中、完成記念式典が執り行われた。
 旧社会福祉センターと働く婦人の家は建物の老朽化に伴い建て替えが検討されていたところ、平成十五年、改築検討委員会において複合施設を建設することとなった。新施設は旧社会福祉センターを解体した跡地に建設。平成二十一年九月から二十二年十二月にかけて工事を行い、総工費約六億八千万円(一部、防衛施設整備補助及び電源立地対策補助)で完成。誰もが使いやすいようにとユニバーサルデザインを随所に導入、通常より低い階段の段差、スロープ、点字ブロック、二段の手すり、オストメイトを設置した多目的トイレ、昇降機能付き調理台と演台、手が挟まらないセンサー付きエレベーター、車椅子利用者優先の屋根付き駐車場、磁気ループを配置した部屋など、きめ細かい配慮が施された施設となっている。
 式典で東門市長は「市民が待望していた施設が完成した。交流と情報発信の拠点として、これから大いに活用してください」とあいさつをした。

▲新しい社会福祉センター・男女共同参画センター。複合施設として多くの機能を備えた建物が完成した。

▲3階、男女共同参画センターの会議室。ほかにも2階に集会室や会議室がある。

▲出席者全員で乾杯、センターの供用開始を祝った。(2階集会室)

▲昇降機能付き調理台。集会室の演台も同様に昇降機能がついている。

▲万が一の時に足が不自由な人でも脱出可能な非常脱出用すべり台

▲多機能トイレ。全フロアに設置されている。

▲3階には託児室も完備。

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