フォトニュース

毛遊びコンサートの売り上げを寄付

比謝川をそ生させる会がこどもの国へ

 去る十月二十三日にこどもの国で開催された「第二十五回毛遊びコンサート」(主催・比謝川をそ生させる会/中根章会長)の売り上げをこどもの国へ寄付しようと、十一月四日中根会長らが市役所を訪れ、寄付金を贈呈した。
 中根会長は「沖縄の伝統文化である『毛遊び』をイベントにして集めた浄財。当日は約千四百人が毛遊びを楽しんだ。こどもの国がますますいい場所になるよう使ってください。」と話し寄付金百万円を東門市長に手渡した。同会は毎年寄付を行っており、これまでに千二百八十一万円を寄付している。

▲「こどもの国をますますいい場所にしてください」と寄付金を手渡す比謝川をそ生させる会のメンバーたち

▲ページトップへ

興南高校甲子園春夏連覇記念ボールを寄贈

味自満チェーンの伊礼門代表

 味自満チェーン代表の伊礼門清吉さんが、10月15日市役所を訪れ、興南高校甲子園春夏連覇達成記念ボールを市内の全小中学校と教育委員会などに寄贈した。ボールには興南高校の名前と大会名が刻まれ、展示用の台座とケースもついている。伊礼門会長は「興南高校の生徒たちが県民みんなに勇気を与える偉業を達成した。このボールを見てこどもたちが『やればできる』と発奮してスポーツに取り組んでくれると嬉しい。」と話し市長と教育長にボールを手渡した。またこの日、伊礼門会長は市社協と市育英会に寄付金の贈呈も行った。

▲伊礼門代表から市内の全小中学校に興南高校春夏連覇達成記念ボールがプレゼントされた

▲ページトップへ

戦没者の安らかな眠りと平和を願う

コザ地域慰霊祭

 コザ地域の慰霊祭が十一月十日、遺族や関係者らが参列する中、中央公園内の慰霊の塔で執り行われた。
 式典で市遺族会の比嘉弘一コザ支部長は「戦後六十五年が経過したが心の傷は消えない。平和を希求し、戦没者の心を後世に伝えていきたい」と追悼の言葉を述べた。また越来中の仲宗根幸野さんは「体験者の高齢化が進み、戦争について語れる人が少なくなってきたので自分が語れるようになろうと平和大使になった。戦争や平和について学んだことを周りにも伝えていきたい」と平和への思いを話した。

▲戦没者の安らかな眠りと恒久平和を願い手を合わせる参列者たち

▲ページトップへ

遺族らが参列し恒久平和を願う

美里地域慰霊祭

 知花城跡慰霊の塔で11月12日、美里地域慰霊祭が執り行われた。市遺族会美里支部長の仲宗根義尚さんは「沖縄県で唯一、一般住民を巻き込んだ地上戦や戦後の苦難な生活は、昨日の出来事のように鮮明に想起され、決して忘れることは出来ない。私たちのような遺族を出してはならない」と恒久平和を願った。今年の平和大使で美東中学校の恩河辰徳さんは「原爆や戦争という恐ろしい過去の悲劇から、平和大使として学んだことを周りの人に伝えていき、二度と同じ過ちを繰り返さないために平和を築いていく行動が大切」と平和への誓いを述べた。

▲1,600余柱の戦没者の御霊に恒久平和を誓う遺族ら

▲ページトップへ