平成22年度 全国学力・学習状況調査結果 沖縄市教育委員会まとめ

=教科における得点結果について 小学6年生 中学3年生=

【全国、沖縄県、沖縄市の正答率】

A問題とは →基礎的・基本的な知識や技能を問う問題

B問題とは →基礎的・基本的な知識や技能を活用することができるかを問う問題

小学校 国 語 算 数 4科目
平均点
A 問題 B 問題 A 問題 B 問題
全 国 83.3 77.8 74.2 49.3 71.2
沖縄県 79.8 74.1 69.2 44.6 66.9
沖縄市 80 74 69 44 66
中学校 国 語 数 学 4科目
平均点
A 問題 B 問題 A 問題 B 問題
全 国 75.1 65.3 64.6 43.3 62.1
沖縄県 67.7 57.9 51 30 51.7
沖縄市 67 56 50 29 50
※沖縄市の正答率は整数値で表示してあります。

【全国との得点差3年間の推移】※総合平均点の差のみを取り上げました。

■沖縄市と全国との差
 
H19 -7 -11
H20 -6 -9
H21 -4 -9
H22 -5 -12
■沖縄市と県との差(約)
 
H19 -1 -0.5
H20 -1 -2
H21 -1 -2
H22 0 -1
得点差推移の概要
 小学校については、ここ2〜3年間に見られる傾向に大きな変化はなく、全国との差が5ポイント程、県とは横並びの状況である。
 中学校については全国との差が12ポイントと若干広がりつつあるが、県平均との差は大きくないことから、全国との差が広がっている傾向は県全体と同様の傾向と考えられる。
得点結果、4カ年間の概要 〜小学校、ゆるやかな伸び、中学校、全国との差広がる〜
過去4年間の状況をみたとき、小学校については「ゆるやかに伸びている」、中学校については若干で「全国との差が広がりつつある」と表現することができます。 小学校の国語A、国語B、算数A、算数Bの4科目の結果を見ますと、平成19年度は、全国平均を上回った学校数は4つの科目で0でしたが、本年度は、国語Aで1校、国語Bで2校、算数Aで2校、算数Bで2校の延べ7校になっており、過去4年間、着実に前進してきていることがわかります。 中学校においては、全国平均を上回った学校は、過去4年間、いずれの科目においても全国平均を上回った学校がなく、今後のさらなる努力が必要です。

=基本的生活習慣等の調査結果について(児童生徒質問紙より)=

【課題となる調査項目について3年間の推移】

単位:%
項目 H19(初回) H21 H22
全国 沖縄市 マイ
ナス
全国 沖縄市 マイ
ナス
全国 沖縄市 マイ
ナス


朝食の摂取(毎日摂る) 86.3 80.2 -6.1 85.8 83.1 -2.7 89 82.7 -6.3
学校の宿題をしている 82.9 69.9 -13 84.3 76.4 -7.9 85.4 72.6 -12.8
就寝時間(9時〜10時) 34.5 29.6 -4.9 43 34 -9 43.8 35.9 -7.9
近所の人にあいさつをする 61.9 46.6 -15.3 62.8 48.4 -14.4 62.2 51.7 -10.5


朝食の摂取(毎日摂る) 80.5 73.4 -7.1 82.2 77.1 -5.1 83.5 78.2 -5.3
学校の宿題をしている 55.6 41.8 -13.8 55.6 45.1 -10.5 58.1 45.8 -12.3
土日の学習時間(1時間以上) 62 43.2 -18.8 62.5 48.9 -13.6 64.3 49.2 -15.1
近所の人にあいさつをする 52.2 37 -15.2 51.2 36.9 -14.3 62.2 51.7 -10.5
意識調査結果の概要 〜沖縄市の最も大きな課題「基本的生活習慣の確立」〜
 基本的生活習慣に関する項目については、全国との差が若干縮小しておりますが、大きくその傾向が改善されているとはいえません。「近所の人へのあいさつ」「土日の学習時間」などの大切な生活習慣については全国との差が大きいだけでなく、同じ沖縄県の他地域と比較して沖縄市の児童生徒はマイナス傾向を示しています。基本的生活習慣の確立している児童生徒の正答率は高い傾向にあることから今後も基本的生活習慣の見直しを図っていく必要があります。

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