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「生きること」への真剣さ溢れる作品の数々

本田紘輝くん「いのち展」

 脳腫瘍と闘い、十二年の生涯を終えた鹿児島の少年・本田紘輝くんの絵画や、ビデオ上映を通して、命の大切さや、自分や他人の心や体の健康について考えてもらおうと「本田紘輝くん『いのち展』」が九月七日から十日にかけて市役所市民ギャラリーで開催された。
 圧倒的な迫力で観る人の心を揺さぶる作品の数々、ドキュメンタリー映像に映し出される闘病の記録に、訪れた人々は真剣な様子で見入っていた。最終日には紘輝君と共に闘ってきたお母さんによる講演会も開かれ、参加者たちは命の大切さについて考えていた。

▲展示会場には連日大勢の参観者がつめかけ、真剣な様子で作品に見入っていた。

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功労者表彰や日頃の活動発表を行う

第35回沖縄市老人クラブ大会

 「話せる 好かれる 役に立つ 心のふれあいを」をモットーに活発な活動を展開する沖縄市老人クラブ連合会(山内盛芳会長)が、9月2日、会員ら約1000人が参加する中「第35回沖縄市老人クラブ大会」を市民会館で開催した。
 会では活動に貢献した個人や団体に表彰状が贈られたほか、今年90歳を迎えた会員36人に労感謝状が贈られた。また、会の後半ではサークル発表会が行われ、古典音楽や合唱、舞踊やダンスなど8つのサークルが日頃の活動の成果を披露、若々しい歌声や踊りに会場からは惜しみない拍手が贈られた。

▲社交ダンスサークルのダンス。華やかな舞台で観客を魅了した。

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手塩にかけて育てた牛やヤギを出品

第三十六回 沖縄市畜産共進会

 沖縄市における家畜の改良と畜産経営の発展に寄与することを目的に第三十六回沖縄市畜産共進会(主催/沖縄市)が九月九日農民研修センターで開催され、畜産農家が手塩にかけて育てた家畜を出品した。今年の品評会には肉用牛(若雌第一類・二類、成雌第一類・二類、繁殖素牛)、肉牛(肥育素牛)の各部門に牛三十八頭と、山羊の四部門(未経産・経産・若令雄、壮令雄)に山羊十五頭がエントリー。体のバランスや発育状態、足腰の強さ、資質・品位などが厳正に審査され、各部門で優秀と認められた家畜が表彰された。

▲審査ではきめ細かに定められた項目を厳しく審査、優秀な家畜を表彰した。

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住宅用火災警報器設置調査出発式

シルバー人材センター会員が各家庭を訪問調査

 住宅用火災警報器の設置が平成23年6月から義務化される。これに先がけ市消防本部から市シルバー人材センター(嘉陽榮憲理事長)に「住宅用火災警報器設置調査」が依頼され、9月3日、関係者約70人が参加するなか出発式が行われた。  現在、市内の家庭の警報器設置状況は約25%と低い。今回の調査は「設置状況の把握」と、「未設置家庭への義務化の周知」を主な目的としている。出発式で嘉陽理事長は「社会に貢献する意義ある取り組み。安全に留意して調査に励んでください」と調査員らを激励した。調査期間は来年3月末まで。

▲調査の心構えや注意事項などを確認後、調査員らは早速各地域で調査を開始した。

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