すてきな仲間達 76

全員ラグビーで九州のトップリーグを目指します

・コザクラブ(コザ高ラグビー部OB)・

▲「一緒にラグビーをしましょう」と呼び掛けるコザクラブのみなさん

 一チーム十五人のプレーヤーが力いっぱい身体をぶつけ合ってボールを奪い合うスポーツ、ラグビー。広いグラウンドを走りまわる力強さとスピード、変化に富んだゲーム展開に、観戦する者を興奮させるスポーツ、それがラグビー。今回紹介する仲間達は、コザ高校ラグビー部OBで結成する「コザクラブ」(城間一城代表)のみなさん。毎週火曜日の午後八時から美東中学校のグラウンド、木曜日にはコザ運動公園内にあるサブグラウンドのナイターでラグビーの練習に打ち込んでいる。
 昭和五十年に同クラブを結成してから三十五年。コザ高ラグビー部と言えば全国大会にも出場するほど県内では実力を持つ伝統ある学校。メンバーのほとんどがOBの中、同クラブに入ってからラグビーを始めた人や海兵隊員の外国人、市外からも参加するメンバーら四十六人で活動、平均年齢二十八歳の若いラガーマンが集まっている。同クラブは数々の実績を持ち、過去には全国クラブ選手権で三位の実績を持つ。特に去年の社会人クラブ選手権では優勝を勝ち取り、今季から沖縄初の九州トップクラブリーグBで試合を行う。勝ち上がった上位二チームに入れば、さらに上位のトップリーグAとの入れ替え戦があり勝利すればトップリーグで試合が出来ることを目指す。また、メンバーらは同クラブの城間代表が監督する美東中ラグビー部の中学生の指導や毎週土曜日には、泡瀬にある黒潮公園で地域の小学生にタグラグビーの指導も行っている。同クラブの主務を担当する宮平和也さんは「ラグビーを始めたきっかけは何であれ、身体を鍛えたい、友達を作りたい、そのスポーツ(種目)が好きだ、など人それぞれ。ラグビーを通してスポーツの楽しさを経験して学年を超えた交流の中で地域やこどもたちにラグビーの楽しさを教えていきたい」と話す。キャプテンの西田恭さんは「先輩たちが築き上げた伝統を崩さないように守っていきたい」と話した。
 同クラブのメンバーたちは「経験者、未経験者問わず、少しでもラグビーに興味のある方は是非、グラウンドへ遊びに来てください。マネージャーも募集しています。私たちと一緒にラグビーをしましょう」と呼び掛けた。

▲厳しい練習の中にも楽しさを忘れず練習に励むメンバーたち

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職人のWAZA Vol.51

事業所名:小浜養蜂場
職種:製造業
代表者:小浜 美佐子

住所:沖縄市字登川2495‐5
電話:098‐938‐8383(代)

【人と蜂との連携プレー!】
 今回ご紹介する方は、創業四十周年を迎える小浜養蜂場で、蜂蜜の製造・販売を営む小浜守常さんです。昭和四十五年の創業時に飼育養蜂群数五群(一群当たり二万〜五万匹の蜂群)からスタートし、現在では、千二百十八群。国内最大級だそうです。小浜の蜂蜜は、合成甘味料や防腐剤などの添加物を一切使用せず、新鮮で高品質な純粋ハチミツで、美容や健康に効果的な食品です。小浜養蜂場では、蜂蜜をはじめ、ローヤルゼリー、プロポリス、食用花粉、スキンケア用のミツロウクリームや手作りの蜂蜜使用アイスクリームを製造し、また花粉交配用の蜂を農家へ出荷しております。人と蜂との連携で成り立つこの仕事では、人の働きが蜂の働きに影響するため、蜂の社会を知り、蜂のための環境づくりと蜜源の確保が何より大切だそうです。これからも量産に向けた方法を研究し続け、人と地球にやさしい養蜂業を子孫へ受け継いでいくことを目指しています。

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