大切な川ですみんなの心できれいに。

比謝川上流清掃に約1,135人

 市民の大切な水資源である比謝川を市民がみんなで守っていこうと六月十三日、午前、比謝川河川の上流清掃(沖縄市民憲章推進協議会・沖縄市)に市民約千百三十五人が参加、初夏の清掃作業を行った。
 清掃をとして自然の美しさや川の大切さを認識し、環境について考え、みんなで住みよいまちづくりを実践していこうというのが目的。
 清掃は比謝川上流のウルマシ橋から知花橋までの十五ポイントで行われ、自治会や老人会、婦人会、青年会、中学生、ボランティアグループ、各団体などが参加、みんなで清掃作業に励んだ。
 清掃には市建設業社会、市清掃事業協同組合、(株)琉球監理産業、市資源ごみ協同組合、(株)コーベラ、中部土木事務所、市管工事協同組合などがユニック車八台、トラック二十六台、パッカー車十八台を提供した。この日搬出されたごみは不燃ごみ百五十キロ、資源ごみ二万五千二百九十キロ、可熱ごみ千五百キロ、産業廃棄物二百四十キロ。

▲各自治会や多くの若者たちも参加、みんなで清掃に励んだ

▲美里中学の生徒たちも毎年、清掃に参加している

▲ご苦労さんです。各現場をまわり参加者たちに声をかける東門市長

▲川沿いの雑草を手から手へ、みんなが一丸となって清掃に精をだした

▲ウルマシ橋付近はコザ中学生にまかせて、今年も参加、頼りになります

▲足場の悪いところも、隅々まできれいにします

▲みんなの活躍で作業はスムーズに、それにしてもすごい草木の量です

▲みんなの川を守ろう、多くの市民が清掃活動に汗を流した

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平成22年度 市平和大使

戦争の悲惨さ、平和の尊さ、
命の大切さを多くの人に語り継ぐ

市平和大使・十九人を認定・八月に広島市へ

 市内八校の中学校から推薦された生徒十六人と市内各種団体から推薦された三人の社会人、計十九人の市平和大使認定式が五月二十八日、市役所で行われ、東門市長から一人ひとりに認定状が手渡された。
 平和大使は、市の平和行政推進事業の一環として、平和学習や交流を通して、戦争の悲惨さ、平和の尊さ、命の大切さを学び一人でも多くの人に伝えていくことを目的に、毎年交互に広島市と長崎市へ大使を派遣している。大使らは事前研修で沖縄や市の歴史、広島の原爆について学び、現地視察で中部のガマめぐり、南部の戦跡をめぐる。また八月四日から七日までの日程で広島市に大使を派遣し、平和祈念式典への参列や広島原爆養護ホームでの被爆者体験講話、広島市戦跡めぐりなどの研修が予定されている。
 認定式で東門市長は「大使の皆さんには広島派遣や事前学習で学んだことを一人でも多くの人に伝えてほしい」とあいさつした。
 今年度の沖縄市平和大使は次のとおり(敬称略)
【沖縄東中】東侑志、新里佳菜子【美里中】大宜見涼香、照屋寿希也【宮里中】屋富祖成貴、與儀真亜子【安慶田中】喜納匠人、知念栞【山内中】喜久川海舟、知念由香理【越来中】仲宗根幸野、花城雄斗【コザ中】鈴木ひかり、町田宗聡【美東中】恩河辰徳、宮城ひかる【市青年団協議会】新崎祥子、富名腰新【沖縄ハンズオン】モラノ・ジュン

▲市平和大使に認定されたみなさん。事前研修を通じ8月には広島市を訪問、命の大切さについて学ぶ

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循環バス実証実験開始10カ所に停留所

中心市街地活性化へ期待乗せ出発

運賃無料・無休運行で来年2月末まで

 市が進める「中心市街地活性化基本計画」の第一弾として中心市街を周回する「沖縄市中心市街地循環バス出発式」が六月十日、市役所前で行われ、市職員や運営を委託された中部観光バス(島袋隆代表取締役)の関係者らが参加した。
 同事業は、国の緊急雇用創出事業から補助を受け、実証実験として来年の二月末までバスを無休で運行する。運賃は無料で、運行ルートは市役所、沖縄こどもの国、沖縄郵便局、中の町、ミュージックタウン、テレワークセンター、コリンザ、中の町公民館、コザ総合運動公園、市文化センター、中の町の順に十カ所の停留所を午前九時四十七分から午後六時五十九分まで四十分ごとに循環する。車体にはエイサーやハイビスカスのデザインが施され、車内のテレビではエイサーなど沖縄の文化を紹介している。市では利用者からアンケート調査を実施し、利用人数や利便性などを把握しながら、来年度以降の本格運行に向け事業継続の可能性を検討する。

▲中心市街地を結ぶ交通機能として期待をよせる循環バス

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競技力向上や健康増進に活用

バスケットボールとバレーボールを贈呈

株式会社モルテンが市体育協会へ

 市体育館の落成記念と市民の体力向上や健康維持の活用にと、株式会社モルテン福岡支店の重冨喬徳課長が五月三十一日、市体育協会を訪れ翁長良成会長にバスケットボール八個とバレーボール十二個を寄贈した。
 今回贈られたボールは同社が、国際大会などで公式球として使用される新しいデザインのボールで多くのスポーツ普及に尽力している。重冨課長は「多くの市民が国際球のボールに触れてもらい健康増進やスポーツ促進の普及につなげてほしい」とあいさつ。翁長会長は「市民の健康維持や競技力の促進に活用したい」と感謝を述べた。

▲重冨課長(左)から翁長会長(右)へバスケットボールとバレーボールが贈られた

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