こどもたちの意見をまちづくりに反映させたい

わたしには夢がある

−市長・教育長と語ろう−
コザ小学校

 将来の沖縄市をどんな市にしたいかこどもたちの率直な意見を聞こうと、二月十二日、コザ小学校で「市長・教育長と語ろう」会が開かれた。
 市では平成二十年度に『こどものまち宣言』を行っており、こどものまちを推進するうえで、こどもたちがまちづくりに参加する機会を作ろうと企画したもので、今回は五、六年生の児童十人が市長・教育長との懇談に臨んだ。
 会は自己紹介でスタート、それぞれが将来就きたい職業や夢について話した。市長と教育長が「今、悩んでいることや困っていることはあるか?市へ『こうしてほしい』という要望はあるか?」と質問すると、こどもたちからは「ホームレスが怖い」「学校に地デジ対応テレビがほしい」「ディズニーランドみたいな遊園地を作ってほしい」「映画館がほしい」「ショッピングモールを作ってほしい」などの意見が次々と飛び出した。
 東門市長は「こどもたちが将来に対してしっかりした目標や夢を持っていることに感心した。また学校が好きというこどもたちばかりで嬉しくなった。こうやって直接意見を聞く機会はめったにない。実現可能なものは実現させたい」と感想を述べ、今後も継続してこどもたちとの話し合いの場をもちたいと話した。

▲活発な意見を聞かせてくれたコザ小学校の児童たち

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ダンススクール発表会&ダンスフェスタ in KOZA

−沖縄市青少年センター−

 ダンスを通して身体を動かすことの楽しさを知り、自己表現力・積極性・協調性を引き出そうと開講している青少年センターダンススクールの発表会が二月二十七日、市民小劇場あしびなーで開かれた。発表会には同センターで学ぶ三チーム・四十二人が出場し一年間の成果を披露、詰めかけた観衆から大きな喝采を受けた。川崎義隆市青少年センター所長は「ダンスを学ぶことでこどもたちの中に達成感と成長を見ることができる。今後も事業を継続していきたい」と話した。この日は発表会に続き市内の小中高生ダンサーによるダンスフェスタinKOZAも開かれ、鍛え上げられたダンスを披露して観客を沸かせた。

▲一年間の練習の成果を披露する平成21年度受講生たち

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倉浜衛生施設組合

四月稼働に向け新焼却炉に火入れ
新施設等の愛称も決まる

 倉浜衛生施設組合の新焼却炉がこのほど完成し、三市町(沖縄市、宜野湾市、北谷町)の関係者らが集う中、一月六日、火入れ式が行われた。同焼却炉は現在試運転の段階。本格的な稼働は四月からとなっている。同組合では新焼却炉の稼働とともに平成二十二年度から稼働する二つの新施設(新熱回収施設、新リサイクルセンター)と最終処分場の愛称を同組合のホームページや関係市町窓口を通して昨年十一月に募集していた。全国から五十三件の応募があり、十二月に行われ審査で各施設の愛称が決定した。各施設の愛称は次の通り。かっこ内は最優秀賞受賞者氏名。敬称略。

▽新熱回収施設「エコトピア池原」(小寺光雄・愛知県)
▽新リサイクルセンター「エコループ池原」(町田佳貴・沖縄市)
▽最終処分場「エコボウル倉浜」(町田智紀・沖縄市)

▲一月二十一日に愛称決定の表彰式が市役所で行われた。
「素敵な名前をつけてもらった。みんなに知ってもらい、
環境への意識を高めてほしい」と東門市長。

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