栄えある受章は市民の大きな誇り

十人の方々の栄誉を称え、関係者らで祝福

平成二十一年春・秋の叙勲・県功労者表彰受章祝賀会

 永年にわたる功績に対し、授与される平成二十一年春・秋の叙勲・県功労者表彰受章祝賀会(市主催)が十二月二日、市民会館中ホールで盛大に催された。
 会場には多くの関係者らが出席、受章された十人の方々を祝福した。祝賀会で島袋副市長から各受章者の功績が紹介され、東門市長から受章者と家族に花束が贈られた。
 東門市長は「皆様の栄えある受章は市民の大きな誇りであり、今後とも豊富な経験を活かし、後進の指導や育成、市政発展のため力添えをお願いします」とあいさつした。受章者を代表して伊佐松子氏は「このような盛大な祝賀会を開いていただき大変感謝している。受章に恥じることのないよう今後も社会に尽くしていきたい」と喜びの言葉を述べた。
 本年度の本市からの受章者は【春の叙勲】太田範雄氏(旭日小綬章・産業振興功労)、嘉手納徳助氏(旭日小綬章・自動車整備事業振興功労)、宮里信光氏(瑞宝双光章・更生保護功労)、大庭辰已氏(瑞宝双光章・防衛行政事務功労)、我如古盛善氏(瑞宝単光章・矯正業務功労)【秋の叙勲】普久原朝氏(旭日小綬章・地方自治功労)、伊佐松子氏(瑞宝双光章・矯正教育功労)、山城正輝氏(瑞宝双光章・警察功労)、仲村兼也氏(瑞宝単光章・警察功労)【県功労者表彰】安里君子氏(一般篤行部門)。


▲平成21年春・秋の叙勲並びに県功労者表彰を
 受章された皆さんとその家族

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市働く婦人の家「最後の作品展」

力のこもった作品を披露

絵画・紅型・エコクラフトなど展示

 第三十三回市働く婦人の家受講者作品展が十二月五、六日の両日、同婦人の家で開催された。
 来年度中で閉館が決まっている同婦人の家では、最後の作品展ということもあり、各サークルとも力のこもった作品、二百点以上展示した。会場では絵画や洋裁、和裁、生け花、紅型などの展示の外、お茶席や和紙おりがみ、エコクラフトなどの体験コーナーや軽食コーナーなども設けられた。また、六日には舞台発表として生涯学習フェスティバルへ参加、市中央公民館屋外ステージで琉舞や太極拳サークルの受講生が練習の成果を披露、大勢の観客でにぎわった。


▲すばらしい作品が多く展示された

▲茶道の手ほどきを受けお茶をたしなんだ

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伸びやかな歌声と演奏を披露

「にぬふぁ星フェスタ☆2009」

 障がい者の社会参加を促進しようとチャリティーコンサート「にぬふぁ星フェスタ☆2009」(主催・市障がい者福祉協会青年部会)が十二月六日、市民小劇場あしびなーで開かれた。会場では、中国古典楽器演奏者の宮城一真さん、筋ジストロフィー症で「niy−s(ニース)」のメンバー謝花伊早武さん、盲目のシンガー大城友弥さんが、伸びのある歌声と素晴らしい楽器演奏で観客を魅了した。また、中部農林高校福祉科の生徒十六人が手話ソングやボランティアで参加した。イベントの収益金の一部を磁気ループ(補聴システム)の購入資金として市障がい者福祉協会に目録を贈呈した。あいさつで青年部会の平田聖人さんは「障がいが有る無しに係わらず共に支えあう社会を築いていこう」と話した。

 ▲伸びやかな歌と演奏で観客を魅了した謝花伊早武さん(左)大城友弥さん(右)

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知花花織県指定を祝う

販路拡大に大きな期待

県伝統工芸製品指定祝賀会

 知花花織の県伝統工芸製品の指定を受け、知花花織事業共同組合(小橋川順市理事長)は十二月四日、市役所内で同組合員や市関係者らが多数詰めかけ、報告会と祝賀会を開催した。
 去る十一月二十五日、県工芸産業振興審議会が「知花花織」を県の伝統工芸製品に指定するよう県に答申。県は内部手続きを経て年内にも指定するとの方針を固めた。
 経過報告で、小橋川理事長は「伝統工芸製品に指定されると、県による製造確認の検査が受けられ、通れば「県織物検査証書」が発行される。知名度向上、販路拡大の機会も得ることができる」と喜びを語った。
 東門市長は「知花花織を県内外、海外へと発信し地域ブランドとして確立できるよう、国指定や産業化への取り組みを支援していきたい」と述べ、本市の工芸産業の振興に大きな期待をよせた。


▲知花花織の県伝統工芸製品指定を祝う関係者のみなさん

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第32回 沖縄市文化祭

会員らの力作がずらり

−十二部門に四百五十点が出品−

 市民の創作意欲を引き出し、多くの市民に鑑賞の機会を与えようと毎年開催されている沖縄市文化祭(主催・沖縄市文化協会、沖縄市)が、十一月十九日から二十 三日の期間、泡瀬公民館を会場に開催され、連日参観者が詰めかけた。
 同文化祭は今年で三十二回目。現在市営体育館が新築工事中ということもあり、昨年から同公民館で開催されている。展示部門を数回に分けて展示した。
 今回の文化祭には十二部門に四百五十点が出品された。訪れた参観者たちは会員らの力作に見入っていた。
 舞台部門の発表は市民劇場あしびなーで一月二十八日から二月七日にかけて行われる。


▲多くの市民が来場し、文化協会会員らの力作を鑑賞した

▲盆栽の部門では愛好家たちが
 熱心に見入っていた

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平成二十一年度市技能功労者表彰式

後進の育成や市の商工業発展に尽力

功績を称え、八人の方々を表彰

 長年にわたり同一職種に従事し、技能の向上、後進の育成等に貢献された技能者の功労をたたえる、平成二十一年度市技能功労者表彰式が十一月二十七日、市役所市民健康相談室大ホールで行われた。
 同表彰式では、同一職種に二十五年以上従事し、現在も指導的立場にあり、優れた技能を持った八人に表彰状と記念品が贈られた。表彰式で東門市長は「受賞者の皆さまが、多年にわたり、他の模範となる優れた業績を残し、後進の育成にも取り組むなど、その職務の向上と本市の商工業発展にご尽力いただいたことに感謝します」とあいさつした。また、渡嘉敷直久市議会副議長、新垣直彦沖縄商工会議所会頭が来賓の祝辞を述べた。
 被表彰者を代表して上間登喜夫さんは「名誉ある賞を頂き感謝します。この受賞を機にさらに、技術の向上、後進の指導に切磋琢磨しながら社会、地域に貢献したい」とお礼の言葉を述べた。その後、受賞祝賀会が行われ、関係者らで被表彰者らを祝福した。
 被表彰者は次のとおり(敬称略)。高江尊(木工製造業)、仲村盛正(自動車整備士)、金城リツ子(美容師)、宮里スミ子(美容師)、比嘉照子(美容師)、上間登喜夫(印章彫刻士)、饒波正司(管工事業)、仲里達也(左官職)。


▲多年にわたり他の模範となる優れた業績を称え表彰される
 受賞者のみなさん

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