話題

こどもの国に五十万円寄付

玉城流玉扇会矢上関西支部代表

 沖縄民謡の父と呼ばれる普久原朝喜さんと京子さん夫妻の「生誕百年祭」を兵庫県尼崎市で開いた玉城琉玉扇会関西支部の矢上俊一郎代表が七月三十一日市役所を訪れ、沖縄こども未来ゾーン運営財団へ収益金五十万円を寄付した。矢上代表はかつて京子さんに師事し、現在は尼崎市で舞踊の指導者として活躍している。こどもの国入口付近に普久原朝喜顕彰碑が建立されていることから百年祭の収益金を同園へ寄付しようと思い立ったという。島袋副市長は「寄付金を有効に活用していきたい」と延べ感謝の意を表した。


▲「こどもの国に役立てて」と収益金を寄付する
  矢上代表と玉扇会関西支部の皆さん

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地域に受け継がれる踊りを楽しむ

第35回知花老人クラブ演芸の集い

 会員同士の親睦と生き甲斐づくりを目的に、知花老人クラブ(浦崎清子会長)の「演芸のつどい」が11月22日知花公民館で行われた。同会は毎年開催されており今年で35回目。この日披露された20余の演目の中には80歳以上の会員にしか引き継がれない踊りや、仲里節や名護汀間当など100年以上も前から変わらぬ型を保存している演目があるなど、地域文化の継承という意味で特色を持つ会として知られている。
 舞台上で次々と披露される仲間たちの熱演に会場を埋め尽くした会員たちからは惜しみない拍手が送られた。


▲日頃の練習の成果を披露する会員たち。
 会場からは大きな拍手が送られた

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七十年代フォークで世代間交流

2009年フォーク祭り

 登川自治会ではこれまでもこども会から老人会まで多世代間の交流が盛んに行われてきたが、このほど中間世代である四十代の喜納兼市さんが呼びかけ人となり十一月二十二日、同地域で初めてのフォーク祭りを登川公民館で開催した。七十年代に流行したフォークソングは若者からお年寄りまで広く知られており世代を超えて楽しむことができる音楽。祭には呼びかけに応じた地域の五グループが出演し、かぐや姫、吉田拓郎、ふきのとうなどのお馴染みの名曲を披露、会場を巻き込んで一緒に歌うなど楽しい時間を過ごした。


▲フォーク好きの地域の有志が集まって開いた祭り。
 多くの世代が音楽を楽しんだ

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大戦から64年、恒久平和への思い新たに

美里地域慰霊祭

 知花城跡慰霊の塔で11月24日、美里地域慰霊祭がしめやかに執り行われた。式の中で市遺族会美里支部の大宜見榮夫副支部長は「地球上から戦争がなくなるように先の大戦の悲惨な教訓を子や孫に語り継いでいきたい」と述べた。また平和大使の兼島大悟君は「平和は1人では築くことができない。世界中の人と人、国と国が信頼し助け合い、沖縄、日本、世界が本当の平和であふれる世の中になることを願う」と平和への願いを込めたメッセージを読み上げた。参列者らは祭壇へ手を合わせて戦没者の冥福を祈り、恒久平和を祈念した。


▲戦没者の安らかな眠りと恒久平和を祈念する参列者たち

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