日頃の練習の成果を本番で伸び伸びと発表

子どもたちの熱演に観客から大きな拍手

第十二回沖縄市子ども文化芸能まつり

 輝け!おきなわキッズ!郷土の文化芸能をとおして、子どもたちの可能性を引き出そう。第十二回「沖縄市子ども文化芸能まつり」(主催・市青少年育成市民会議・市子ども会育成連絡協議会)が十一月十五日、市民会館大ホールで開催された。
 同まつりは、子どもたちの創造力と自主性を高め、文化・芸能の継承と発展を図ることを目的に行われている。市内の子ども会など十団体が出演し、各地域で連日練習に励んでいる伝統芸能のエイサーや太鼓、パーランクー、エアロビクス、ダンス、空手、琉球舞踊など舞台せましと元気いっぱいに見事な演技を披露し観客から大きな拍手と声援が送られた。また、開会のあいさつをはじめ、司会、進行係、受付係などの運営面でも子どもたちの手によって行われ、子どもたち主体の文化芸能まつりを目指している。


▲愛の泉子ども会の
元気な踊り太鼓

▲息の合ったダンスを披露する
室川子ども会ダンスチームティアラ

▲エイサーを披露する諸見里子ども会

▲迫力ある空手の演舞を披露した沖縄空手道拳法拳武館

▲かわいらしく琉舞を踊る海の子子ども会

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舞台やハーリーに拍手と歓声
多彩な催しものを繰り広げる

平成21年沖縄市東部まつり・港まつり開催

 平成二十一年沖縄市東部まつり・港まつり(主催・市東部まつり実行委員会、市漁業協同組合)が十月三十一日、十一月一日の両日、泡瀬漁港内で開催され大勢の来場者でにぎわった。
 市東部地域の活性化を目的とした同まつりは、地域の一大イベントとして定着。まつり初日は、小渡良盛琉球古典教修所の「御前風」で幕開け。その後、子ども会によるエイサーや歌謡ショー、泡瀬わらべ太鼓の演舞、東部老人連合会による総踊りなど多彩なステージが繰り広げられた。最終日の一日は、泡瀬小音楽部による演奏をかわきりに青年会によるエイサーや各琉舞道場による琉舞など盛り沢山のステージに加え、港まつりではハーリー大会も開かれ会場からは拍手と歓声が沸き起こった。
 ハーリー大会の各部門の優勝チームは次のとおり【職域男子A】チーム・タクミ、【職域男子B】チキータ友の会、【職域女子】一〇倶琉(トゥークルー)、【中学生男子】美東ラグビー部、【中学生女子】(ガチクゥー)沖縄東中二年二組。


▲ゴール目指して熱戦を繰り広げたハーリー競漕

▲琉球舞踊など多彩な催しが披露された

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沖縄こどもの国

ゾウさんもレイをかけて祝福

入場者数二百万人達成

二百万人目は那覇市の古賀晴人君

 沖縄こどもの国が、二〇〇四年四月リニューアルオープン以来入場者二百万人を達成し、十一月十三日同園で達成記念セレモニーが行われた。
 二百万人目の入場者は那覇市から遊びに来てくれた古賀晴人君(一歳)。この日はお母さんの日奈子さん、叔母の瑛さん、双子の弟の光季君と一緒に動物を見に来たという。
 セレモニーでこどもの国理事長の東門市長は「これから三百万、四百万の入場者を目指し、新たな感動と発見ができる場になるように頑張りたい」と挨拶。晴人君は記念品としてゾウのぬいぐるみや缶バッジをもらったほか、同園の人気者・ゾウの琉花ちゃんからお祝いのレイをかけてもらった。晴人君に代わり母親の日奈子さんが「びっくりしている。とても嬉しい。これからもっとこどもの国に遊びに来ます」と喜びの言葉を話した。


▲二百万人目の入場者となった晴人君と家族

▲ゾウの琉花ちゃんからは記念のレイがプレゼントされた

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市老連支援チャリティショーを開催

歌てぃ踊てぃ遊ばな!

座喜味米子琉舞サークル 沖縄ハイサイネット会員

 沖縄市老連(山内盛芳会長)を支援しようと、座喜味米子琉舞サークルと、沖縄ハイサイネット(砂川正男代表)会員たちによるチャリティーショー「歌てぃ踊てぃ遊ばな」が、十一月十二日、市民小劇場あしびなーで開かれ、大勢の観客が詰めかけ舞台を楽しんだ。
 ショーは一部で琉舞サークルによる四竹や谷茶前などの演目が出されたほか、保育園児のかわ いい踊りも披露された。また、二部ではハイサイネット会員らが踊りや合唱を披露、参加者も一体となり楽しい時間を過ごした。今回のショーの収益金は市老連に寄付される。


▲保育園児たちもかわいい踊りを披露

▲座喜味米子琉舞サークルの皆さんによる「四竹」

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市立郷土博物館企画展

「竹と人〜上地の竹細工を中心に」

-関連講座「バーキ(竹かご)作り」も開催-

 沖縄で広く使われていた竹細工を展示する企画展「竹と人〜上地の竹細工を中心に」が十月二十三日から郷土博物館で開催されている。かつて上地は竹細工が盛んな地で県内の竹細工の需要をまかなっていた。今回の展示は上地で作られた竹細工を中心に道具やおもちゃなど六十点と、材料となる竹が展示されている。また十一月七日、八日の二日間、関連講座「バーキ(竹かご)づくり」が中の町自治会で開かれた。受講者は二日間かけて、竹からヒゴを作り、編み上げ、バーキを完成させた。参加者の一人は「昔の人の知恵に感心した。自作のバーキを大切に使いたい」と話していた。


▲博物館に展示された竹細工の数々。上地で作られたものが中心。

▲バーキ作りに挑戦する受講者

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