沖縄だからこそできる、
地域と動物園が一つになった魅力の発信を

小菅正夫旭山動物園名誉園長講演会

 動物の行動展示などで知られ、日本一の入園者数を誇る北海道旭山動物園名誉園長小菅正夫氏の講演会が八月十六日沖縄こどもの国で開かれた。
 「地域が元気になる動物園」と題した講演で小菅氏は、一時は閉園の危機にあった旭山動物園を浮上させるきっかけになった、動物が持つ能力のすごさを見せる工夫をした捕食行動などの行動展示や、地元のサポーターと動物園の関わりなどについてモニターを用いて分かりやすく説明した。
 「こどもの国にも沖縄独特の魅力的な動物がたくさんおり、工夫次第で多くのお客さんを引き付けることができる。『こどもの国で学ぶ沖縄』をキャッチフレーズに沖縄の人々の考え方や生き方を、家畜や家屋を通して伝えるような、地域と密接に関わった園作りをしてほしい。沖縄ならではの特色があるからこそ、未来まで永く愛される園作りが可能だ。」と提言を行った。


▲こどもの国の可能性について語る
小菅正夫旭山動物園名誉園長

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仕事と生活の調和について考える機会に!

きらめきフェスタ2009

 女性も男性も共に支えあい、仕事と生活の調和を実現するためにどうしたらいいか話し合い、専門家の意見や助言を受け、「知る!気付きの機会!」にしようと「きらめきフェスタ2009」 が九月六日、市民会館中ホールで開かれた。
 フェスタでは、こども家庭リソースセンター理事の與座初美氏が「今こそ子育て家族のサポートを!〜ファミリーサポートの実践から」をテーマに基調講演。続くパネルディスカッションでは市民や専門家など五人のパネリストが登壇、それぞれの活動や当面している問題などについて報告・提言し、フロアも交えて活発に意見交換を行った。またロビーでは女性団体が資料展示のブースを設けるなど、様々な角度から仕事と生活の調和について考える場となった。


▲パネルディスカッションではパネリストたちが様々な視点から
問題提起や提言を行った。

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管理職人事異動

 平成二十一年九月一日付けで管理職に以下の異動がありましたのでお知らせします。

■次長級異動
 【消防本部次長】比嘉幸雄(健康福祉部健康福祉総務課長)

■課長級異動
 【健康福祉部健康福祉総務課長】並里記明(総務部市民税課課長補佐)
 【教育委員会施設課主幹】崎山尚也(教育委員会指導課課長補佐)

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自治会長紹介


▲知念安治さん(大里自治会)
 平成二十一年八月十九日付けで大里自治会の会長が変わりましたので紹介します。勝連保さんに代わり知念安治さんが会長に就任しました。

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毎月19日は食育の日!

「食育」って?

〜みんなで食育 みんなの食育〜

 「食育」という言葉は、最近よく耳にしますが、語源は古く、明治31年に医師であり薬剤師であった石塚左玄が『通俗食物養生法』の中で「今日、学童をもつ人は、体育も知育も才育もすべて食育にあると認識すべき」と述べています。
 近年、私たちを取り巻く食環境は、栄養バランスの偏りや不規則な食事による肥満の増加、過度のやせ志向、また、食を大切にする心や食を通した家族の団らんなどが失われつつあり、さらに食の安全に対する不安などが問題となっています。
 そのような背景から「食育」を総合的に捉えるようになりました。未来を担う子どもたちが健全な食生活を実践することは、健康で豊かな人間性を育む基礎となります。また、子どもへの食育を通して大人が食生活を見直すことも「食育」の目的のひとつであり、「食育」は子どもを中心とした全ライフステージの人々に向けたものです。
 「食育」は家庭でできる教育であり、また地域や環境ともつながっています。皆さんはどのような「食育」を実践していますか?

沖縄市食育推進会議事務局・高吉由紀子
(市民健康課2241)

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