あまくまリカちゃん学校へ行こう!

―社会人講師活用型プロジェクト―
科学的、情操的アプローチから命の大切さを伝える

 教室に入って来たグレートピレニーズやミニチュアダックスフンドにこどもたちも大興奮、「かわいい〜!」と歓声をあげながら犬を抱きしめる。
 これは七月八日、中の町小学校で開かれた「あまくまリカちゃん学校へ行こう」の教室の様子。このプロジェクトは経済産業省が文部科学省との連携のもと、沖縄県公衆衛生協会が実施しているもので地元産業界で活躍する技術者たちを理科の講師として学校に派遣し、学校で学ぶ理科と実社会を結びつけ生きた理科授業の実施を支援しようというもので、この日は動物病院22時の具志堅一郎医師が「獣医さんの目で犬を学ぼう」というテーマで授業を展開した。こどもたちは犬の体をこまかく観察したり、犬をなでたり抱きしめたりして、科学的な面からも、情操的な面からも命の大切さを学んだ。具志堅医師は「軒下につながれダニだらけになっている犬がいるが、きれいに手入れしてあげれば犬はハグ出来る生き物。それを伝えにきた」と話した。こどもたちは犬たちとふれ合いながら肌で命の大切さを学び取っていた。


▲実際に犬にふれたり観察したりすることで
命の大切さを学んだこどもたち

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みずみずしい感性で感じ取ったことを
自らの言葉で主張

第24回沖縄市少年の主張大会

 各中学校代表8人が熱弁をふるう

 第二十四回沖縄市少年の主張大会が七月十四日、農民研修センターで開かれ、市内八つの中学校から選ばれた代表八人が熱弁をふるった。
 大会は沖縄市青少年育成市民会議が主催して開いており今年で二十四回目。日頃考えていることを人前で堂々と主張できる青少年の育成と、その主張を通して大人に対する理解を深め、併せて同世代の少年が社会の一員として自覚することを目的に開催されている。
 今大会では、ケガを克服して新体操競技に打ち込んだ経験を通し、あきらめないことを訴えた越来中学校三年の松尾恵里さんの「信じる心」と、戦争体験者から戦争の悲惨さ、命の尊さ平和の大切さを学んだ経験を伝えたコザ中学校三年の花城日向子さんの「平和な世界に生きる幸せ」が最優秀賞に選ばれた。


▲前列左から2人目が越来中の松尾恵理さん。
3人目がコザ中の花城日向子さん

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〜ヘルシーおきなわシティ2010〜

健康づくり仲良しグループ

 私達は現在、市内で週2回バドミントンのサークル活動を行っている「チェンジ」といいます。昨年メンバーのひとりから、食事や運動について学ぶ「健康づくり仲良しグループ」の事を聞き、「生活は若い時と変わらないけど、体重が増えてきたなぁ…」「一人じゃなく、身近な仲間同士となら楽しく続けられそう」と興味を持った私達は、早速応募しました。
 調理実習では、カロリーや油などが抑えられたヘルシーメニューを学びました。今まで使わなかった食材や調理法などを活用したおかげで、家での献立が増えました。運動では、ストレッチや姿勢について学び、肩膝腰の痛みが和らぎました。「〜しなきゃいけない」や「〜しない」といった我慢ばかりのダイエットじゃなく、時には仲間同士でグチ(笑)もこぼしてストレス解消出来るのもいいですね。皆さんも気の合う仲間同士と申し込んでみては?
詳しくは市民健康課(内2243)までお気軽に♪


グループ名
チェンジ

(市内バドサークル)

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市内の2校が金賞受賞九州派遣

 沖縄県中学校吹奏楽コンクール
   ・美里中学校吹奏楽部 ・山内中学校吹奏楽部

 七月二十四日、二十五日に那覇市で開かれた第四十九回沖縄県吹奏楽コンクール中学校の部で、美里中学校と山内中学校が金賞の成績をおさめ、八月二十二日に福岡県で開かれる第五十四回九州吹奏楽コンクールへ派遣されることが決まった。
 同コンクール県大会には県内から六十校が出場、日頃の練習の成果を競った。金賞を受賞したのは十七校。金賞受賞チームの中から選ばれる県代表二校には山内と美里の両中学校が選ばれた。美里中学校は六年連続、山内中学校は四年連続の九州大会出場の快挙となった。
 八月七日、両校の部員と指導した先生方が市役所に教育長を訪ね九州大会派遣決定を報告。美里中学校吹奏楽部部長の玉那覇鈴未さんは「県大会ではミスもあったが気持ちよく演奏できた九州では県大会よりもいい演奏がしたい」、山内中学校吹奏楽部全体指揮の仲村知恵さんは「九州では山内中の明るい雰囲気を伝えられる演奏がしたい」と、それぞれ抱負を述べた。眞榮城教育長は「九州大会でも皆さんの持ち味を遺憾なく発揮し、そこでも代表に選ばれ全国に派遣されるよう頑張ってきてください」と両校の部員を激励した。


▲県大会金賞を受賞し、九州派遣が
決まった美里中、山内中の部員達

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さようなら、中の町社交街の街頭看板

町の象徴 老朽化で撤去

 中の町社交街の顔として親しまれてきた街頭看板が老朽化のためこのほど撤去された。
 看板は一九六〇年代に国道沿いに設置されたもので社交街エリアを示す目印でもあった。看板には店舗名が書き込まれ、時代時代の町の変化を映し出してきた象徴でもあったが、老朽化により、台風などで破損や落下のおそれが出てきたため撤去されることとなった。
 撤去作業は中の町社交業組合が施主となり七月二十五日と二十六日に行われた。組合事務局長の安谷行則さんは、「中の町の『顔』を失うようで寂しい思いもあったが通行の安全が確保できて良かった。今後は通りの名称を決め、看板がなくても店舗の位置が分かるようにするなど工夫していきたい」と話した。


▲長年市民に親しまれた中の町の街頭看板が撤去された

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本の世界って楽しいね♪

市立図書館夏休みブックフェスティバル

 夏休み中の小学生たちに図書館や本に深く親しんでもらおうと「夏休みブックフェスティバル」が七月三十日、市立図書館で開かれた。会では宮里小、コザ小、美原小の読み聞かせボランティアグループや、市立図書館職員、図書館ボランティア「ゆいゆい」、くすぬち平和文化館の真栄城栄子さんらが、素話、ペープサート、人形劇、ブラックシアターなど、様々な手法で次々とお話を披露。表現力たっぷりに繰り広げられるお話の世界に、つめかけた誰もがお話の世界に引きこまれた。最後の演目は大型紙芝居「カチャーシーを踊ろうよ」。その内容に合わせ、みんなでカチャーシーを踊り楽しい時間を過ごした。



▲楽しいお話に大人もこどもも満面の笑顔

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